男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第13シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-3, 7-5のストレートで破り、2年連続となるベスト8進出を果たした。
>>ルーネらBMWオープン組合せ<<>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<昨年の同大会では
S・チチパス(ギリシャ)や
A・デ ミノー(オーストラリア)、
P・カレノ=ブスタ(スペイン)らを下しタイトルを獲得している19歳のアルカラス。今大会は初戦の2回戦で世界ランク79位の
N・ボルジェス(ポルトガル)をストレートで破って3回戦へ駒を進めた。
強風が吹くなか行われたこの試合、アルカラスは3本のダブルフォルトを犯すなどファーストサービスが入る確率が56パーセントに留まる。ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率も62パーセントと高い水準を維持することはできず3度のブレークを許す。
しかし、リターンゲームではストローク戦でミスを重ねるバウティスタ=アグに対し10度のブレークチャンスを創出し5度ブレークに成功。接戦を制し1時間53分で勝利を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「今日は、本当にタフだったね。コンディションも簡単じゃなかった。もちろん、風の影響を受けながら、自分のプレーをしなければならなかった。本当に大変だった。ロベルト(バウティスタ=アグ)は素晴らしい選手で、本当にしっかりした選手。常に集中し、常にそこにいて、チャンスを逃さないようにしなければならなかった」
アルカラスは準々決勝で第10シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは3回戦で世界ランク40位の
E・ルースブオリ(フィンランド)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのS・チチパスや第4シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードのデ ミノー、第9シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第12シードの
D・エヴァンス(イギリス)、第15シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)が8強に駒を進めた。
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