男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの
J・シナー(イタリア)が第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)を6-2, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>シナー、ルーネらモンテカルロ組合わせ<<ともに21歳のイタリア勢対決となったこの試合、シナーはファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得する。ストローク戦では互角で、シナーは5度、ムセッティは6度のブレークチャンスをそれぞれ相手に与えたが、シナーはそのすべてをセーブし、握ったチャンスでは4度ブレークに繋げるなど決定力で差がついた。1時間15分で快勝し初の4強へ駒を進めている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはシナーのコメントが掲載されている。
「ムセッティと対戦するのは簡単なことではない。彼の能力、スタイル、特にこのサーフェスでのプレーはよく分かっている。ここ(クレー)では彼の実力もスタイルも知っている。だから、自分もステップアップして、彼の前にチャンスをつくらなければならないと思っていたんだ」
「スタートがうまくいって、序盤でブレークできたことは自信になったし、このパフォーマンスにはとても満足している。今日のコートでは、とてもいい気分だった。今日はとてもいい気分でプレーできたし、いいタイミングでいい場所にボールを当てることができた。アグレッシブにプレーすることを心がけ、それができたからポジティブなことだと思うよ」
シナーは準決勝で第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)と対戦する。ルーネは準々決勝で第3シードの
D・メドベージェフを6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
A・ルブレフ、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)が4強へ駒を進めた。
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