男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は12日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの
A・ルブレフが世界ランク77位の
U・アンベール(フランス)を7-5, 6-3のストレートで破り、2年連続のベスト16進出を果たした。
>>ルブレフ、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<25歳で世界ランク7位のルブレフは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8進出。先月はABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で初戦敗退となったものの、続くカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で8強入りしている。
また前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。
ルブレフは今大会が7度目の出場で最高成績は2022年のベスト4進出。今大会、シード勢は1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク47位の
J・レヘチカ(チェコ)を6-4, 6-2のストレートで下し、3回戦に進出。
ルブレフは第1セット、序盤で3ゲーム連取を許したものの、第7ゲームでブレークバックに成功する。その後の第10ゲームから3ゲーム連取に成功し、43分で先行する。
続く第2セット、ファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得。自身のサービスゲームでアンベールに1度もブレークを許さず、1時間22分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでルブレフのコメントを紹介している。
「彼は本当にいいスタートを切った。彼にブレークされて、“今日は僕の日じゃないな”と思った。最初の試合(2回戦)は夜で、今日とは全く違うコンディションだったからね。でも、“今日は僕の日じゃない。彼の方がいい、それだけだ”と思うようになった」
「そして何とか数回リターンをして、彼からブレークバックし、それから自信が持てるようになった。さらにいいプレーができるようになった。サーブも良くなってきて、最後は少しずつだけど、良いレベルで終えることができた」
ルブレフは4回戦で第10シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーについてルブレフは「(アンベールとは)全然違う、同じように左利きでも彼は違う。キャメロン(ノリー)は正直なところ、メドベージェフを少し思い出させる」と語った。
「彼はバックハンドで本当に低くてフラットなプレーをするのが好きなんだ。彼はカウンターが得意で相手のミスを待ち、ショットを多く打たせようとする。本当にタフな試合になるだろうね」
同日には、第5シードの
D・メドベージェフ、第12シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第14シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、第23シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らが16強入りした一方、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)は世界ランク97位の
C・ガリン(チリ)に屈し姿を消した。
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