男子テニスのプエルト マヒコ・オープン(プエルトバジャルタ/メキシコ、ハード、ATPチャレンジャー)は12日、シングルス決勝が行われ、世界ランク309位の
清水悠太は第5シードの
B・ペール(フランス)に6-3, 0-6, 2-6の逆転で敗れ、優勝とはならなかったもののチャレンジャー大会シングルス初の準優勝を飾った。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<清水は先月行われたキャタピラー・バーニー国際(オーストラリア/バーニー、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー初の4強入りを果たす。さらに翌週のツアー下部大会ITFのM25 バーニー(オーストラリア/バーニー、室外ハード、ITFフューチャーズ)では今季初優勝を飾るとともにITF大会で9個目のタイトルを獲得した。
今大会、清水は1回戦で第6シードのG・ディアロ(カナダ)を4-6, 6-3, 7-6 (7-4)の逆転で破り、初戦を突破。2回戦は同221位のA・ガラルノ(カナダ)を6-4, 6-2のストレートで破り、今季2度目のチャレンジャー準々決勝に進出すると、第1シードで世界ランク98位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を3-6, 6-4, 6-3の逆転で下し4強入り。続く準決勝では予選から出場した19歳のJ・マッケイブ(オーストラリア)を7-6 (7-3), 6-1のストレートで破り、チャレンジャー大会初の決勝進出を果たした。
決勝戦、開始早々の第1ゲームでブレークを許すも直後の第2ゲームでブレークバックに成功した清水。第6ゲームで2度目のブレークを奪い、第1セットを先取する。
しかし、続く第2セット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が40パーセントに留まると1ゲームもキープできず。33歳のペールに6ゲームを連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームから4ゲームを連取された清水。第5ゲームで1度のブレークバックに成功するも第8ゲームで3度目のブレークを許し、1時間25分で力尽きた。
勝利したペールが優勝を飾るのは2019年5月のリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)以来 約3年10カ月ぶりとなった。
なお、清水はチャレンジャー大会のダブルスでは、昨年9月のバンコク・オープン2(タイ/ノンタブリー、室内ハード、ATPチャレンジャー)、11月の兵庫ノア・チャレンジャー2022(日本/兵庫、室内ハード、ATPチャレンジャー)と四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)を制しており、3度のタイトルを獲得している。
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