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ジョコの入国可否に全米OPが声明

ノヴァーク・ジョコビッチ
世界ランク1位のジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)公式SNSは3日、世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)のアメリカ入国についてコメントを発表した。

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35歳のジョコビッチはアメリカ入国に際し必要な新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書の提出免除を求める要求をしているが、回答はまだ出ず。2021年の全米オープン以来となるアメリカでのATPツアー参加の可否は政府の判断に委ねられている。

仮にジョコビッチが免除を認められなかった場合は、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの2大会を欠場し4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー、ATP1000)に出場することとなる。

今週、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)に出場したジョコビッチはH・フルカチュ(ポーランド)らを下し準決勝に駒を進めたものの、第3シードのD・メドベージェフにストレートで敗れ、今季初黒星を喫し敗退した。

それでも今季は開幕戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)、その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とタイトルを獲得。メドベージェフに敗れるまでマッチ15連勝を飾り世界ランク1位にも返り咲いている。

全米オープンはジョコビッチとメドベージェフの試合後に公式ツイッターを更新。ジョコビッチがアメリカに入国できない現状をつづった。

「ノヴァーク・ジョコビッチは私たちのスポーツがこれまで見た中で最も偉大なチャンピオンの1人。USTA(全米テニス協会)と全米オープンは、ノヴァーク選手の入国申請が成功し、インディアンウェルズとマイアミで再び活躍する姿をファンの皆様にお見せできることを期待しています」

ジョコビッチはメドベージェフに敗れたあとの会見で「まだアメリカからの知らせを待っているところだ。もしアメリカがだめなら、クレーコートでプレーすることになるだろうね」とコメントを残している。

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(2023年3月4日13時46分)



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