男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は20日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク83位の
T・モンテイロ(ブラジル)がプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)で出場している同96位の
D・ティーム(オーストリア)を6-1, 3-6, 7-6(7-2)のフルセットで破り、2年連続6度目の初戦突破を果たすとともに今季ツアー初白星を飾った。
>>メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<前週のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で4大会連続の初戦敗退を喫した28歳のモンテイロ。リオ・オープンでは2017年に最高成績となる8強入りを果たしている。
この日の第1セット、モンテイロはファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得。元世界ランク3位のティームに反撃を許さず、第1ゲームから5ゲームを連取して先行する。
続く第2セットでは第4ゲームでブレークを許したモンテイロ。ティームのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで2度のブレークポイントを掴むも活かせず、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し5-1とリードしたモンテイロが2時間44分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにモンテイロのコメントを掲載し「今年の初めは大変だったけど、同時に高いレベルでプレーできていると感じていた。厳しい敗戦や接戦もあったけど、もっともっと頑張ろうと思っているよ。このような大きな大会での初戦を勝利で飾れたことは、とても重要なこと」と語った。
「タイブレークでは、とても堅実なプレーができたと思うし、初勝利できてとてもうれしい」
勝利したモンテイロは2回戦で、第2シードの
C・ノリー(イギリス)とラッキールーザーで出場する世界ランク107位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
また同日に行われた1回戦では、第9シードの
A・モルカン(スロバキア)、世界ランク57位の
L・ジェレ(セルビア)、同76位の
P・マルティネス(スペイン)、同111位の
H・デリエン(ボリビア)が2回戦に進出。第3シードの
L・ムセッティ(イタリア)は予選勝者で同139位の
N・ジャリー(チリ)にストレート負けを喫している。
■関連ニュース
・ティーム 今季3度目初戦敗退・マレー 3度のMP凌ぎ初戦突破・ワウリンカ 激闘制し2回戦へ■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング