テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス2回戦が行われ、第12シードの
A・ズベレフ(ドイツ)はラッキールーザーで出場している世界ランク107位の
M・モウ(アメリカ)に7-6(7-1), 4-6, 3-6, 2-6の逆転負けを喫した。
>>ジョコビッチvsクアコー 1ポイント速報<<>>西岡vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>西岡、ジョコビッチら全豪OP 組合せ・結果<<全豪オープンに9年連続9度目の出場のズベレフ。昨年はベスト16で、これまでの最高成績は2020年の4強入りとなっている。
ズベレフは2023年シーズン開幕戦となる国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)にドイツ代表として出場。昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準決勝で右足首の靭帯断裂をして以来の公式戦で、2戦2敗を喫していた。
今大会の1回戦ではラッキールーザーで世界ランク103位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)に苦しめられ、4-6, 6-1, 5-7, 7-6 (7-3), 6-4のフルセットで辛くも勝利し、2回戦へ駒を進めた。
一方のモウは全豪オープンに7年連続7度目の出場で、2020年と2021年の2回戦進出が最高成績。今大会、予選決勝で敗れるもラッキールーザーで本戦入りし、1回戦では予選勝者で世界ランク176位のL・ロコリ(フランス)をフルセットで破って2回戦に進出した。
ズベレフは過去1戦1勝のモウに対し、第1セットをタイブレークの末に先取するも、第2セット、第3セットは2度ずつブレークを許してセットカウント1-2と追い込まれる。
後がなくなったズベレフは第4セット、第2ゲームで先にブレークを許すも第3ゲームでブレークバックに成功する。それでも第6ゲーム、第8ゲームと連続でブレークを許し、試合時間3時間26分で敗れた。
ズベレフは試合後の記者会見で「元の位置に戻るには、長い道のりがあるだろうね」と語った。
「(今大会)何も期待していなかったし、何の目標もなかった。自分にとって良いテストにはなったね。(1回戦で)5セットプレーして、自分の体力面でのポジションが分かった、 そんな感じだよ」
「足の状態は良いけど、体力的には以前のレベルではない。 スピードがない。間違いなく、コンディションは以前ほど良くはないね。だから、まだまだ先が長いと思うんだ」
「この数週間は、どんどん調子が良くなっていったと思う。これは、僕にとってとてもポジティブなことなんだ」
勝利したモウは3回戦で、世界ランク67位の
J・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは2回戦で第23シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に6-1, 6-4, 6-4のストレート勝ちをおさめての勝ち上がり。両者はツアーレベルでは初めての対戦となる。
また同日に行われたシングルス2回戦では、第5シードの
A・ルブレフ、第9シードのH・ルーネ、第25シードの
D・エヴァンス(イギリス)、第27シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)らが3回戦へ駒を進めた一方、第2シードの
C・ルード(ノルウェー)、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第30シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)らが姿を消している。
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