男子テニスのタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)は4日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)が世界ランク74位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-3, 3-6, 6-1のフルセットで破り、4年ぶり6度目のベスト8進出を果たした。
>>西岡vsポピリン 準々決勝1ポイント速報<<>>西岡、ジョコビッチらアデレード国際1組み合わせ<<同大会は昨年、一昨年と2月の第1週に開催されていたが、今季は1月2日に本戦が開幕。16日からの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に向けた前哨戦として選手が出場する。
2009年と2010年で2連覇を果たしている元世界ランク3位のチリッチはこの日の第1セット、第4ゲームでブレークに成功。初対戦となったカルバレス バエナに1度もブレークチャンスを与えずに先行する。
しかし、続く第2セットでは第5ゲームで1度のブレークチャンスを逃すと、直後の第6ゲームでブレークを許し、1セットオールとされる。それでも迎えたファイナルセット、チリッチはファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームから5ゲームを連取し、2時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチリッチのコメントを掲載し「僕にとって、この試合は本当に良かった。良いレベルを維持できたし、第1セットはいいプレーできた。彼は(カルバレス バエナ)とても堅実で、とてもいいプレーをしていた。試合の終わらせ方として、ファイナルセットは素晴らしかったね」と語った。
勝利したチリッチは準々決勝で世界ランク95位の
T・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは2回戦で同101位の
M・チェッキナート(イタリア)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、第6シードの
F・クライノビッチ(セルビア)、第8シードの
A・カラツェフ、世界ランク60位の
B・ボンズィ(フランス)、同62位の
P・マルティネス(スペイン)、同159位の
M・マーテラー(ドイツ)が8強に駒を進めている。
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