テニスの不正を監視することを目的とした機関、ITIA(国際テニス インテグリティ・エージェンシー)は16日、21歳で男子世界ランク526位のゼン・バオル(中国)に対し、9カ月間の出場停止処分と5,000ドル(約68万円)を科すると発表した。
ゼンは今年10月に行われたエジプトでの大会で対戦相手に近づき、故意に試合に負けてもらう見返りとして金銭を提供した。
また、今回は発覚が早く選手が早期に自身の非を認めたため、「合意制裁」の措置をとったことも合わせて発表。「合意制裁」は罪を認めた場合審理を通すことなくITIAが選手に制裁を科すことで、制裁期間は仮処分が下された今年10月から来年7月までとなった。
その期間、ゼンは各国協会公認のテニス大会に出場することはできず、ポイントを得ることもできない。
ゼンはツアー大会の出場は未だないものの、ITF大会に出場しながら今年は準優勝などの結果を出している。
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