男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は14日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク165位の
D・ティーム(オーストリア)が第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4,6-3のストレートで破り、今季ツアー2度目のベスト4進出を果たした。
この試合、ティームはファーストサービスが入ったときに70パーセントの確率でポイントを獲得。セルンドロに対し2度のブレークを許したものの、自身のリターンゲームではそれを上回る5度のブレークに成功し1時間23分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されている。
「最初からこのコートでは最高の気分だったよ。とてもコントロールしやすいし、雰囲気もいい。月曜日からとても楽しくプレーできている。週末にまだ大会に残っていて、もう1試合プレーできるのはすごくうれしい。ランキングを上げようとしている僕にとって、これはとても重要なことなんだ。ATPツアーでの準決勝は、とても役に立つ」
2020年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約2年1カ月ぶりのツアータイトルを目指すティーム。準決勝では第1シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは準々決勝で第5シードの
T・ポール(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には世界ランク47位の
S・コルダ(アメリカ)、同56位の
A・リンデルクネシュ(フランス)が4強へ駒を進め、ベスト4が出揃った。
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