女子テニスのツアー下部大会 浜名湖東急カップ 浜松ウイメンズオープン(静岡県浜松市、砂入り人工芝、ITF2.5万ドル)は13日に大会5日目を迎え、シングルス2回戦が行われた。
シングルスでは、昨年の同大会決勝を戦った
西郷里奈と、
輿石亜佑美が登場。2人ともフルセットの接戦の末、西郷は勝利を得たが、輿石はプロ2年目の
清水映里に敗れた。
昨年優勝者の西郷は、今季はヨーロッパのクレー大会に多く出るなど、今までと異なる環境にも挑戦。ITF$15,000優勝の結果も残している。その経験と自信を生かし、9月に開催された東レパンパシフィックオープン(日本/東京、ハード、WTA500)では予選を突破し本戦出場。キャリアで初のツアー大会の舞台も経験した。
試合後、西郷は「要所をしめきれない試合が続いていて、今日も本当に接戦だった。若干モヤモヤしてるところもある。今年は結果も出ているので、ランキング上位の相手にも、勝てると思って挑めている。試合後にすぐに練習をすることで、良い感覚を得て次の日の試合にのぞむようにしている」とコメント。
一方、輿石を下した清水は「第1セットの出だしは自分の良い形を探せなかったが、ゲームカウント1-5になったところから初心に戻り、自分の持ち味を出していった。段々リズムが出てきたので、第1セットは落としたが気持ちが落ちることはなかった」と話した。
若手の台頭と上位勢の早期敗退が続く流れのなか、第2シードの
細木咲良は快勝。第5シードの
華谷和生も、2試合連続のストレート勝利でベスト8へ駒を進めている。
【シングルス2回戦 結果】※ドロー順
清水映里 3-6,6-4,6-2 輿石亜佑美
(5)華谷和生 6-1,6-3
小関みちか加治遥 3-6,6-2,6-3
伊藤あおい(8)リー・ヤーシュン 6-1,6-3 櫻田しずか
清水綾乃 6-3,6-4 (7)
今村咲山﨑郁美 6-3,6-3
小林ほの香(6)西郷里奈 4-6,6-4,6-2
山口芽生(2)細木咲良 6-1,6-2
森崎可南子清水映里(画像提供:浜松ウイメンズオープン)
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