男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は9日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)は第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6,4-6のストレートで敗れ、今季3勝目とはならなかった。試合後にはSNSを更新し「忘れられない1週間となった」とつづった。
決勝戦、チチパスはファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得したものの、ストローク戦でジョコビッチに押し込まれ5度のブレークチャンスを与え2度のブレークを許す。自身はリターンゲームでブレークポイントを握ることができずに1時間15分で屈した。
チチパスは今年6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)以来 約4カ月ぶり今季3勝目、そして通算10度目のタイトル獲得とはならなかった。
試合後にはインスタグラムを更新しカザフスタンの街について感想をつづっている。
「アスタナはとても素晴らしい場所だ。僕はカザフスタンを訪れることを強くお勧めしたい。カザフスタンの美しい文化、食べ物、そして人々に触れ、心から楽しむことができる。この1週間は、テニスのためというよりも、僕が参加した特別な体験のために忘れられない1週間となった。カザフの人々の素晴らしいもてなしと温かさは、心に長く残ることだろう。本当に感動した。美しく、寛大で、親切な人々がいたるところにいる」
「カザフの首都は、近未来的で野心的という表現がぴったり。未来の主要都市になることは間違いないだろう。信じられないほど大きな可能性を秘めているよ」
一方、優勝したジョコビッチはシングルス通算90勝目をあげるとともに、前週のテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)に続く2週連続優勝も達成した。
>>チチパスのインスタグラムはこちら<<
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・フェデラー「終わりではない」・錦織 楽天OP欠場「残念」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング