男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)は6日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが世界ランク53位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を6-3, 6-2のストレートで破り、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)以来、約2ヶ月ぶりのツアー準々決勝進出を決めた。
>>メドベージェフ、ジョコビッチらアスタナOP 組合せ・結果<<>>キリオスら楽天OP 組合せ・結果<<メドベージェフは前々週のモゼール・オープン(フランス/メッツ、室内ハード、ATP250)では、初戦となる2回戦で
S・ワウリンカ(スイス)に4-6, 7-6(8-7), 3-6のフルセットで敗れていた。今大会、1回戦で世界ランク40位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-3, 6-1で下しての勝ち上がり。
一方のルースブオリは1回戦で、世界ランク64位の
M・ヒュースラー(スイス)を6-0, 6-2で破って2回戦に進出した。
初対戦となったこの試合、メドベージェフはファーストサーブ時のポイント獲得率が81%と高く、リターンゲームでは5度のブレークを奪って1時間14分でルースブオリを退けた。
メドベージェフの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「安定した成績を残すこと。それが今週のちょっとした目標なんだ」と語った。
「でも先に進めば進むほど、ただ安定しているだけでは通用しなくなる。エミル(ルースブオリ)は本当にタフな選手で、僕が感じたところではトップ相手にタフな試合に持ち込むことができるんだ。彼はキャリアを通じてランキングを上げていくだろう」
「今日はかなり自信を持って勝つことができたし、レベルも高かったので満足しているよ」
メドベージェフは準々決勝で世界ランク21位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。両者は6度目の対戦でバウティスタ=アグの4勝1敗。直近では今年6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)の準々決勝で対戦し、バウティスタ=アグが6-3, 6-2のストレート勝ちをおさめている。
メドベージェフは、バウティスタ=アグについて「正直なところ、彼は素晴らしい選手で常にトップ10に近いところにいる。彼はグランドスラムの後半で少し不安定なところがあるような気がするね。そうでなければ彼がトップ5に入れない理由が分からないからだ」
「今年はなんとか1度彼に勝てたことが嬉しいよ。 これで彼に勝つためにはどうすれば良いのか少しはフィードバックできるだろうし、明日はそれを目指して頑張るつもりだ」
また同日に行われた2回戦では、第4シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、世界ランク18位の
K・ハチャノフが勝ち上がり、8強が出揃った。
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