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アルカラス 史上最年少1位へ

カルロス・アルカラス
優勝を果たしたアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第3シードのC・アルカラス(スペイン)が第5シードのC・ルード(ノルウェー)を6-4,2-6,7-6 (7-1),6-3で破って四大大会初優勝を成し遂げるとともに、男子選手で史上最年少の世界ランク1位になることが確定した。表彰式では「感情が込み上げてきてしまってうまく言葉にできない」と喜びを嚙み締めた。

>>アルカラスvsルード 1ポイント速報<<

勝利した方が12日付の世界ランキング更新で「世界ランク1位」の座につくことが決まっている決勝戦。アルカラスは第1セットで3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。ルードにブレークを許さずにいると、第3ゲームでブレークしたリードを守り切り第1セットを先取する。

しかし、第2セットではミスの少ないテニスを披露するルードに対し、アルカラスは直近3試合をフルセットで勝ち抜いてきた疲労からかミスが散見。2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれてしまう。

第3セット互いに1度ずつブレークを奪い迎えた終盤。ゲームカウント5-6で迎えた第12ゲームで2度のセットポイントを握られるもこれをセーブ。最終的に10分以上要したこのゲームをキープしタイブレークに突入した。タイブレークでは3度のミニブレークに成功するなど7ポイントを連取。セットカウント2-1と勝利に王手をかける。

第4セット、序盤はサービスゲームのキープが続くも、徐々にアルカラスのストロークがルードを苦しめ始め、第6ゲームでは強烈なバックハンドウィナーを放つなど先行。最後はラリー戦を制してブレークに成功する。そのリードを最後まで守り続けたアルカラスが3時間20分で勝利。この瞬間に初の世界ランク1位になること、そして2001年にL・ヒューイット(オーストラリア)が打ち立てた記録を破り、史上最年少での首位になることが決定した。

表彰式でアルカラスは「憧れてきた、夢見てきたことが叶ったという感じだ。グランドスラムチャンピオンで世界ランク1位だ。これは感情が込み上げてきてしまってうまく言葉にできないね。僕は今までの努力が実ったんだと感謝したい。そして家族に感謝したい、まだ19歳だ。両親と仲間に支えられたからできたことなんだ」と話した。

「今はちょっと疲れているよ。いつも疲れている場合じゃないって言い聞かせているんだ。『これからファイナルだから』って。どの大会でもそう言っているんだ。コートで全てを出し切るための姿勢だよ。努力を重ねてせっかくここまで来たんだから、疲れている場合じゃないんだ」

一方、敗れた23歳のルードはノルウェー人男子で初の四大大会優勝、そして同国選手初の世界ランク1位につくことはできなかった。

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