男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク47位の
A・マレー(イギリス)が同306位の
S・ワウリンカ(スイス)を7-6 (7-3), 5-7, 7-5のフルセットで破り、3年連続の初戦突破を果たした。
>>ナダル、メドベージェフらW&Sオープンの組合せ<<>>大坂、シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ<<2008年と2011年に優勝をおさめている元世界1位のマレー。前々週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)、前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)と2週連続で初戦敗退となっていた。
この試合の第1セット、マレーはファーストサービスが入ったときに81パーセントの確率でポイントを獲得。3度のブレークポイントを凌ぎタイブレークに突入すると2度のミニブレークに成功し先行する。
続く第2セットでは第8ゲームで先にブレークを許すも直後の第9ゲームでブレークバックに成功。それでも第12ゲームで再びブレークを奪われ、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第2ゲームでブレークを許したマレーだったが直後の第3ゲームでブレークバックに成功。終盤となった第11ゲームで2度目のブレークを奪って、2時間57分で勝利し、22度目の対戦となったワウリンカから13勝目を挙げた。
勝利したマレーは2回戦で第9シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは1回戦で世界ランク26位のH・ルーネを7-6 (7-5), 4-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第14シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)らが2回戦に駒を進めている。
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