男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は21日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク274位の
D・ティーム(オーストリア)が同125位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を7-6 (8-6), 6-3のストレートで破ってベスト8進出を決めるとともに、1990年以降に誕生した選手として初めてクレーコートでの勝利数を150の大台に乗せた。
この試合、タイブレークを制し第1セットを先取したティームは第2セットに入り勢いに乗ると、ファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。リターンゲームで2度のブレークに成功し勝利をおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されている。
「今は、すべての勝利がとても重要。ここで2勝できたことは僕にとって大きな意味を持つんだ。ランキングのポイントが必要で、試合に勝つことはとても特別なこと。試合中はずっといいプレーができていたと思うよ。タイブレークを制したことが鍵になった」
また、28歳のティームは今大会2勝をあげたことでクレーコートでのマッチ勝利数で150に到達。1990年以降の生まれとしては初めての快挙で、勝率は72.1パーセント。現役選手では7番目となった。
準々決勝では世界ランク115位のJ・パブロ・バリジャス(ペルー)と対戦する。パブロ・バリジャスは2回戦で第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
<クレーコートにおける現役選手の勝率トップ7>※右から勝敗数とクレーでのタイトル数、勝率
1位:
R・ナダル(スペイン) 91.3%、63、474勝45敗
2位:
N・ジョコビッチ(セルビア) 80.3%、18、257勝63敗
3位:
R・フェデラー(スイス) 76.1%、11、226勝71敗
4位:
S・チチパス(ギリシャ) 75.5%、4、77勝25敗
5位:
A・ズベレフ(ドイツ) 72%、6、108勝42敗
6位:
C・ルード(ノルウェー) 72.18%、7、96勝37敗
7位:D・ティーム 72.11%、10、150勝58敗
■関連ニュース
・楽天OP3年ぶり開催が決定・錦織 ミニオンコラボ動画投稿・男女の賞金格差 19歳が疑問■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング