男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は13日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第6シードの
A・マレー(イギリス)が同じくワイルドカードで出場した世界ランク202位のM・パーセルを4-6,6-2,6-1の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。
この試合、元世界ランク1位のマレーは2度のブレークを許して第1セットを落としたものの、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得。各セット1度ずつブレークを奪われたが、自身はリターンゲームで3度ずつブレークに成功し、2時間23分で逆転勝ちをおさめた。
同大会には2006年以来16年ぶり3度目の出場で同年に続く8強入りとなったマレー。男子プロテニス協会のATP公式サイトにはコメントが掲載された。
「彼(パーセル)は最近のツアーの多くの選手とは全く異なるゲームスタイルを持っているんだ。両サイドからのスライスを多用していて、それはとても珍しいこと。そのプレースタイルに慣れるには少し時間がかかったけど、第2セットの中盤から自分のリズムをつかみ始めてからはポイントを支配することができたし、第1セットとは違って彼をコートに押し込むことができた」
準々決勝でマレーは第3シードの
A・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。ブブリクは2回戦で世界ランク100位の
J・ソック(アメリカ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
J・イズナー(アメリカ)や第4シードの
M・クレッシー(アメリカ)、第5シードの
B・ボンズィ(フランス)らがベスト8へ駒を進めた。

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