テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク138位のL・ カークホーブ(オランダ)を6-4, 4-6, 6-3のフルセットで破り、マッチ37連勝で2年連続2度目の3回戦進出を果たした。
>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<>>シフィオンテクらウィンブルドン女子 組合せ<<6月5日に閉幕した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2年ぶり2度目のタイトルを獲得し、6大会連続の優勝を成し遂げたシフィオンテク。
ウィンブルドンには過去2度出場(2019年・2021年)し、最高成績は4回戦進出。マッチ連勝記録の更新と初優勝を目指す今大会の1回戦では世界ランク252位の
J・フェット(クロアチア)を6-0, 6-3のストレートで下した。
また、この勝利によってツアー連勝記録を“36”に伸ばし、2000年以降では
V・ウィリアムズ(アメリカ)の記録を抜いて歴代単独1位となっている。
この試合の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許したシフィオンテク。直後の第4ゲームでブレークバックに成功するも第5ゲームで再びブレークを奪われてゲームカウント2-4とされる。それでも第7ゲームから4ゲームを連取して先行する。
しかし、続く第2セットでは第7ゲームでブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームで2度のブレークポイントを凌いだシフィオンテク。第4ゲームでブレークに成功するとその後は安定したサービスゲームを披露し、2時間4分で勝利した。
勝利したシフィオンテクは3回戦で世界ランク37位の
A・コルネ(フランス)と対戦する。コルネは2回戦で同75位の
C・リウ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、この勝利によって歴代の連勝記録トップ10に近づいている。
【歴代の連勝記録トップ10】
1.
M・ナブラチロワ(アメリカ) 74連勝(1984年)
2.
S・グラフ(ドイツ) 66連勝(1989-1990年)
3.ナブラチロワ 58連勝(1987年)
4.
M・コート(オーストラリア) 57連勝(1972年)
5.
C・エバート(アメリカ) 55連勝(1974年)
6.ナブラチロワ 54連勝(1983-1984年)
7.グラフ 46連勝(1988年)
8.グラフ 45連勝(1987年)
10.エバート 41連勝(1975年/1976年)
10.ナブラチロワ 41連勝(1982年)
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シフィオンテク 37連勝(2022年)
同日には第4シードの
P・バドサ(スペイン)、第8シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第13シードの
B・クレチコバ(チェコ)らが3回戦に駒を進めている。
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