テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク252位の
J・フェット(クロアチア)を6-0, 6-3のストレートで破り、マッチ36連勝で2年連続2度目の初戦突破を果たした。
>>シフィオンテクらウィンブルドン女子 組合せ<<>>ナダルvsセルンドロ 1ポイント速報<<シフィオンテクは今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)、4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)で優勝。5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では2年ぶり2度目のタイトルを獲得し、6大会連続の優勝を成し遂げた。
ウィンブルドンには過去2度出場(2019年・2021年)し、最高成績は4回戦進出。今大会ではマッチ連勝記録の更新と初優勝を目指す。
この試合の第1セット、シフィオンテクはファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得。1ゲームも与えることなく33分で先行する。
しかし、第2セット序盤はブレークを奪い合う展開に。ゲームカウント1-3とリードされるも、そこから5ゲームを連取して1時間15分で勝利した。
勝利したシフィオンテクは2回戦で世界ランク138位のL・ カークホーブ(オランダ)と対戦する。カークホーブは1回戦で同226位のS・カータル(イギリス)を6-4, 3-6, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。
なお、21歳で世界ランク1位のシフィオンテクは今回の勝利によってツアー連勝記録を“36”に伸ばし、2000年以降では
V・ウィリアムズ(アメリカ)の記録を抜いて歴代単独1位となった。
2000年以降の連勝記録】
1.シフィオンテク 36連勝(2022年)
2.V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
3.
S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
4.
J・エナン(ベルギー) 32連勝(2008年)
5.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
6.
V・アザレンカ 26連勝(2012年)
7.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
8.エナン 24連勝(2005年)
8.V・ウィリアムズ 24連勝(2002年)
10.
大坂なおみ 23連勝(2021年)
さらに歴代の連勝記録トップ10にも近づいている。
【歴代の連勝記録トップ10】
1.
M・ナブラチロワ(アメリカ) 74連勝(1984年)
2.
S・グラフ(ドイツ) 66連勝(1989-1990年)
3.ナブラチロワ 58連勝(1987年)
4.
M・コート(オーストラリア) 57連勝(1972年)
5.
C・エバート(アメリカ) 55連勝(1974年)
6.ナブラチロワ 54連勝(1983-1984年)
7.グラフ 46連勝(1988年)
8.グラフ 45連勝(1987年)
10.エバート 41連勝(1975年/1976年)
10.ナブラチロワ 41連勝(1982年)
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シフィオンテク 36連勝(2021年)
同日には第5シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第12シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)らが2回戦に駒を進めている。
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