テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク81位の
クォン・スンウ(韓国)を6-3, 3-6, 6-3, 6-4で破り、17大会連続の初戦突破を決めた。
>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<>>土居、本玉らウィンブルドン女子 組合せ<<ジョコビッチはこの試合、第1セットを先取するも好調のクォンに第2セットを奪われる。第3セットの第5ゲームでブレークポイントを与えるもこれを凌いでセットカウント2-1とする。
続く第4セットの第2ゲームでもクォンに3度ブレークポイントを握られるも、これを切り抜けて第5ゲームをラブゲームでブレークに成功して2時間27分で勝利した。
現在ウィンブルドンを3連覇中のジョコビッチは、これまで16度出場して計6度優勝。この勝利によって同大会での通算成績を80勝10敗とし、男女を通じて史上初めてグランドスラムの4大会全てでマッチ80勝を達成した。
【ジョコビッチのグランドスラム成績(優勝回数)】
全豪オープン:82勝8敗(9)
全仏オープン:85勝16敗(2)
ウィンブルドン:80勝10敗(6)
全米オープン:81勝13敗(3)
ジョコビッチの試合後のオンコートインタビューのコメントが男子プロテニス協会(ATP)公式サイトに掲載され、「以前にも言ったけど、このコートは本当に特別なんだ」と語った。
「僕にとってここは常にプレーすること、そして勝つことを夢見るコートだった。子供の頃の夢はすべてここで叶ったので、センターコートに戻ってこられたことは光栄だ」
「僕は誰よりも(テニスに)捧げている」
「僕はもう若手の選手ではないけど、このスポーツに対する愛情はまだ僕の中で燃えているよ。グランドスラムでは常に最高のテニスをし、最高のコートで最高のテニスを提供しようと心掛けている。今、80勝を達成したから、次は100勝を目指そう」
勝利したジョコビッチは2回戦で世界ランク79位の
T・コキナキス(オーストラリア)か同91位の
K・マイクシャク(ポーランド)の勝者と対戦する。
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