男子プロテニス協会のATPは21日、シーズン後半に「オフコート」コーチングを試行することを発表。この試用期間では2022年7月11日の週から、ATPツアー大会の予選と本戦の試合中に指定されたコーチ席からのコーチングが許可される。
この試みは9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)まで採用される。
そしてこの施策は2022年シーズン終了後に評価され、その後のシーズンにおいて「オフコート」コーチングを取り入れる可能性を評価する予定。
コート外でのコーチングは、以下の条件で許可される・コーチは大会指定のコーチシートに座る
・コーチング(口頭など)は、プレーを中断したり、相手に何らかの支障を与えない場合にのみ許可される
・口頭でのコーチングは、プレーヤーがコートの同じ側にいるときのみ許可される
・口頭以外でのコーチング(ハンドシグナル)はいつでも許可される
・口頭でのコーチングは、いくつかの単語や短いフレーズのみ(会話は禁止)
・コーチはいかなる理由であれ、プレーヤーがコートを離れる時に話しかけてはならない
・上記のコーチング条件を悪用した場合、罰則や罰金が適用される
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