男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク205位の
T・ファン・ライトーフェン(オランダ)(オランダ)が第2シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3, 1-6, 7-6 (7-5)のフルセットで破り、ツアー大会初の決勝進出を果たした。
>>マレーvsベレッティーニ 1ポイント速報<<2016年8月のウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)以来 約6年ぶり2度目のツアー大会出場となったファン・ライトーフェン。今大会では1回戦で世界ランク432位の
M・エブデン(オーストラリア)、2回戦で第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)、準々決勝で同66位の
H・ガストン(フランス)を破り4強入りを決めた。
この試合の第1セット、第6ゲームでブレークに成功。1度もブレークチャンスを与えることなく先行する。しかし、続く第2セットでは第4ゲームで先にブレークを許すと5ゲームを連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ファン・ライトーフェンは6度のブレークチャンスを掴むも活かせず、タイブレークに突入する。タイブレークでは1度のミニブレークに成功し、2時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにファン・ライトーフェンのコメントを掲載し「今日来てくれたすべての人に感謝したい。応援がすごかった。どこから話せばいいのか分からないよ。ここでワイルドカードをもらったことは、僕にとっては驚きだった。少なくとも、1、2試合はできると思っていた。決勝に進出できたことは、本当に信じられないことで、言葉もないくらいだよ」と語った。
「両者ともサーブがとてもよかったよ。ブレークした第1セットでは彼(オジェ アリアシム)のミスを誘った。第2セットでは“このセットに勝てば、これまで出場したこともないATPの決勝に進出できる”と少し考えていた。第3セットでは、すべてをリセットしてただプレーするだけだった」
勝利したファン・ライトーフェンは決勝で第1シードの
D・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準決勝で世界ランク70位の
A・マナリノ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで破っての勝ち上がり。
■関連ニュース
・ナダル叔父がオジェ陣営に・オジェのフェアプレーを賞賛・オジェアリアシム 悲願の初V■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング