テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク95位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)を6-3, 7-5のストレートで破り、4年連続のベスト16進出を決めるとともに今季ツアー31連勝を果たした。試合後に「巻き返したことに満足している」と述べた。
>>シフィオンテクら 全仏OP女子組合せ・結果<<>>ジョコビッチ、ナダルら全仏OP男子組合せ・結果<<2020年大会で優勝を飾ったシフィオンテクは今大会の2回戦で世界ランク43位の
A・リスケ(アメリカ)を6-0, 6-2のストレートで破って勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セット、第2ゲームでブレークに成功し3ゲームを連取したシフィオンテク。試合を優位に進めるも第7ゲームでこの日初のブレークを許す。それでも直後の第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームをラブゲームでキープして先行する。
続く第2セットでは、第1セットに続き試合を優位に進めると2度のブレークに成功してゲームカウント4-1とリードする。しかし、直後の第6ゲームでブレークを許すと流れがコビニッチに傾く。
ストローク戦で主導権を握られると第8ゲームでもブレークを許して4ゲームを連取され、4-5に。苦しい展開となるも第11ゲームではコビニッチのミスもありブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームをキープして1時間30分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでシフィオンテクのコメントを紹介している。
「もう少し彼女(コビニッチ)のプレーに合わせる必要があったわ。もう少しスマートにプレーしても良かった」
「第2セットでは、リスクを少なくするために戦術を少し変えたけど、その結果、いくつかのミスを犯してしまった。ブレークを許してしまった。でも全体的に見て、第2セットで巻き返したことには満足しているわ」
勝利したシフィオンテクは4回戦で世界ランク74位のキンウェン・ゼンと対戦する。・ゼンは3回戦で同40位の
A・コルネ(フランス)の棄権により、ベスト16へ進出をしている。
同日には、第20シードの
D・カサトキナ、第28シードの
C・ジョルジ(イタリア)、第29シードの
V・クデルメトバ、世界ランク63位の
I・C・ベグ(ルーマニア)らが16強へ駒を進めた。
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