女子テニス協会のWTAは4日、最新の世界ランキングを発表し、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)を制覇した20歳の
I・シフィオンテク(ポーランド)が、ポーランド人選手として史上初の世界1位に輝いた。
シフィオンテクは2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で優勝。続くマイアミ・オープンでは決勝で
大坂なおみを6-4, 6-0のストレートで退け、3大会連続優勝を成し遂げた。
シフィオンテクは自身の活躍と、先月23日に女王
A・バーティ(オーストラリア)が引退を表明したことで、28人目の世界ランク1位に。ポーランド出身の選手としては男女を通じて史上初、また2010年に1位になった
C・ウォズニアッキ(デンマーク)に次ぐ若さでトップに立った。
4日、シフィオンテクは自身のSNSを通じて、「(世界ランキングが)今日正式に発表されたので、自分自身、家族、チーム、パートナーとこのことを祝い、喜びたいと思う」と、1位になったことの喜びをつづった。
「私は普段、数字やランキングを重視することはないけれど、男女を通じてポーランド人のテニスプレーヤーとして初めてシングルスでトップに立ったこの瞬間は、私にとって非常に大きなものよ」
「いつかポーランドでも、最高のレベルでテニスをプレーする人が増えることを願っている。私のプレーが、インスピレーションになることができたことにとても感謝している。そして最後に、私は試合が大好きで、最近はそのすべての瞬間に感謝しているわ」
新女王のシフィオンテクだが、4日に開幕するクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)は、腕の負傷により欠場することを明らかにしている。
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