女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
D・コリンズ(アメリカ)が世界ランク117位の
V・ズヴォナレーワを6-1, 6-4で下し、4年ぶり2度目の4回戦進出を決めた。
>>大坂 なおみらマイアミOP組合せ・結果<<>>大坂 なおみvsリスケ 1ポイント速報<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を飾った28歳の地元コリンズは、同大会で2018年に4強入りを果たしている。
一方、37歳のズヴォナレーワは元世界ランク2位で、2010年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)のファイナリスト。
コリンズは過去2勝0敗のズヴォナレーワに対して第1セット、サービスゲームで82%の確率でポイントを獲得。2度のブレークに成功して先取すると、第2セットでもズヴォナレーワのサービスを2度破り、1時間18分でストレート勝ちをおさめた。
コリンズは今年に入ってから、背中や腹部などさまざまな負傷を負っており、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA500)の1回戦では、試合中に体調不良を訴えて棄権。最近ではウイルス性の病気の後遺症で、首に大きな痛みを抱えており、ズヴォナレーワ戦でもメディカルタイムアウトを取っていた。
女子テニス協会のWTAは、コリンズの試合後のオンコートインタビューを掲載し、首の痛みについて語っている。
「今このケガで抱えている苦しみによって、(試合中に)明らかに感情的になる瞬間があった」
「コートに立っているとき、精神的に最も難しいことのひとつだと思うわ。なぜなら身体に痛みがあると、やるべきことから目をそらし、大事な場面でそれが足かせになってしまうから」
同日には第8シードの
O・ジャバー(チュニジア)、第22シードの
B・ベンチッチ(スイス)、
大坂なおみ、
A・リスケ(アメリカ)らが4回戦へ進出している。

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