男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク167位の
J・J・ウルフ(アメリカ)を6-4, 6-7 (5-7), 6-1のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに2年連続3度目の3回戦進出を果たした。
>>大坂 なおみvsリスケ 1ポイント速報<<>>メドベージェフら マイアミOP組み合わせ<<前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では3回戦敗退となったチチパス。ウルフとの対戦は2度目であり、今年2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で初対戦。その時は6-1, 6-0のストレート勝ちを収めていた。
今大会のシード勢は1回戦免除のため初戦となったこの試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に94パーセントの高い確率でポイントを獲得。第10ゲームでブレークに成功し先行する。
しかし、第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許したチチパス。第6ゲームでブレークバックに成功しタイブレークに突入するも2度のミニブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。迎えたファイナルセット、チチパスは序盤で3ゲームを連取。第4ゲームでブレークを許したものの再び3ゲーム連取に成功し、2時間1分で勝利した。
勝利したチチパスは3回戦で第25シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で世界ランク78位の
J・トンプソン(オーストラリア)を6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
男子プロテニス協会のATPはチチパスのコメントを掲載しており、次戦について「彼はファイター。(今日の試合の)第3セットで出したようなレベルを、この試合でも出したいと思っているよ」と語った。
同日には第1シードの
D・メドベージェフ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めている。

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