元プロと専門トレーナーに聞くテニスに必要なリカバリーケア
[企画提供:オムロン ヘルスケア株式会社]
テニスは何歳になっても楽しめるスポーツ。
しかし、年齢を重ねれば体の調子や回復力も落ち、若いころと同じようにプレーするのは難しくなるもの。
今回は、プロテニス選手のケアで活躍するトレーナーの本城洋子さんと、テニス中継の解説、そして社会人チームや大学テニス部のコーチとして活躍されている元デビスカップ日本代表の
近藤大生さんに、低周波治療器を使ったセルフケアについてお話しを聞きました。
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>>オムロン 低周波治療器 HV-F080で快適な【テニス】 肩・ひじ・腰・太もも・ふくらはぎ・筋肉をケア本城洋子(ほんじょう・ひろこ)
橋本総業女子チームをはじめ、多くのプロ選手のツアー帯同や日常のコンディショニングを行う。
2019年〜独立し、柏市しいの木台で「FiTalk」を開業し「身体と対話」をモットーに、トータルコンディショニング施術を行っている。
近藤大生(こんどう・ひろき)
昭和57年11月5日生まれ。6歳からテニスを始め学生時代から様々な大会でタイトルを獲得。2001年3月にプロへ転向し活躍。JOPベストランキングはシングルス5位、ダブルス1位。
2011年のデビスカップには日本代表として出場。引退後は島津製作所女子チーム、同志社大学男子テニス部を指導。現在は日本テニス協会で男子ジュニアアシスタントコーチを担当。テニス中継の解説者としても活動。
~多くのテニスプレーヤーが感じるケアの大切さ~
--以前、テニス365で実施したアンケートでは、「現在、体を痛めていますか?」という質問に対して、「痛めたことがない」と回答した方が12%、つまり88%の方は痛めた経験があり、またその約半数の40.9%の方が「痛めているがテニスはできる」と回答していて問題を抱えながらテニスをプレーしているようです。
プロの試合を見ていればケアの大切さはわかりますし、一般プレーヤーのみなさんにもとても大事ですね。
近藤さんはプロとして活動中、怪我をした時や試合後のリカバリーはどのような事をしていたのでしょうか?
近藤さん
私は肩のケガをしてしまったのと、腰も疲れがたまると痛みを感じるようになっていたので、コンディショニングは常に考えていました。
トレーナーさんに帯同してもらいケアをしてもらったこともありましたが、毎回一緒に遠征に来てもらうわけにはいかなかったので、そういう時には自分から大会のトレーナーさんに診てもらうようにお願いしたり、自分でアイシングやストレッチングをしていました。
--本城さんはトレーナーとして、選手にどんな事を意識されていますか?
本城さん
体の部位ごとの施術もそうですが、選手は怪我をしたり痛みがあると精神的にナーバスになりやすいので、安心させてあげたりとか、施術ができなくても連絡を取り合って「こういう時にはこう対処をするといいよ」など伝えるようにしています。それだけでも、気持ち的に楽になったりするのかなと思っています。
選手のケアを行う本城さん
--プロ選手以外を診ることはありますか?
本城さん
テニスをされている方を診ることが多いのですが、テニスをされる愛好家の方って本当にテニスが大好きなんですよ。
テニスがストレス発散になっている事もあり、テニス肘とか怪我をしてても続ける方も多いです。
そういう方には、どうにかプレーきるようにコンディショニングをさせて頂いております。
2016年に現役を引退。年齢を重ねるとケアの重要度は変わると言う
--近藤さん、やはり年齢を重ねていくと、若い時とは違って体が辛くなってくると思いますが、ケアをするだけで翌日の試合などは違うものでしょうか?
近藤さん
違いますね。
正直、若い時は「寝たら治る」と自然治療にまかせていたのですが、年を重ねるとそう訳にはいかないんですよね。
トーナメントで、1・2回戦タフな試合をしてしまった後は疲れが溜まりますから、その時に寝るだけではなかなか回復しません。人の手を借りるなど何かしら必要になりますね。
~遠征にも持って行ける小ささと軽さ~
低周波治療器 HV-F080。サイズも小さく持ち運び可能。充電式なので様々な場所で使用可能
--低周波治療器はどんな時に使うものですか?
本城さん
主にプレーの後に疲労回復やコンディショニングとして使ったりしますね。他にも痛みの緩和にも使えるので痛みがある部位にも使う事ができます。
持ち運びができるので、自宅でもできますし、テニスコートにも持っていけるので、いつでもどこでも使う事ができると思います。
--近藤さんは実際にオムロンの低周波治療器を使っていただきましたが、いかがでしたか?
近藤さん
使っていて気持ちよかったですね。
押すモードやたたくモード、もむような感じのモードもあって、強さも自分で調節できるので気持ち良い強さで当てていました。
この低周波治療器の魅力は、やはり軽くて持ち運びができるという事ですね。
いままで治療院で使う事もありましたが、それを遠征先でもできるようになったのは有難いことですね。
重さというものもすごく重要で、選手は大きな荷物で物を詰めるので重くなってしまいます。飛行機に乗る場合は軽くしなくてはいけないので、この軽さというのは助かります。
一般の方にとっても自宅でできるので、いつでも使えると思います。
それと、パッドが非常に使いやすかったです。
大きいパッドは腰や太腿など大きい筋肉に使って、小さいものは関節、肘や肩に使いました。
大きな筋肉にはもちろん、専用のパッドを使えば関節にも使える
--翌日、楽になったなど感じるものはありましたか?
近藤さん
低周波治療器を使わないでそのまま次の日を迎えると、より(筋肉が)硬くなっているという今までの印象でしたが、(使ってみると)昨日プレーしたのにそこまで疲労が残ってないなと感じました。
現役の時はトレーナーの方にケアしてもらっていましたが、今は自分のケアをほとんどしていないので、凄く差を感じました。
~疲労回復だけでなく痛みのある部位にも使えるオムロン低周波治療器HV-F080~
--本城さん、いくつかモードがありますがご説明いただけますか?
本城さん
「リカバリーモード」は疲労回復に重点をおいているものです。テニスではフットワークで足が疲れやすくなるので、ふくらはぎ、膝や太腿周りに使って足の疲労回復ができます。
「ペインケアモード」は電気で痛みを和らげるモードで「マイクロカレントモード」のマイクロカレント(微弱電流)はすごく弱い電気の刺激でビリビリなどは感じないものになっています。
怪我をして痛みのある部位に使うのが良いと思います。
筋肉の疲労回復に「リカバリーモード」。「ペインケアモード」「マイクロカレントモード」は痛みのある部位にも使用可能
--トレーナーとしてはどのように使いますか?
本城さん
試合後やプレー後の疲労回復に使えると思います。
持ち運びできるので、部屋で寛いでいる時に限らず試合後のロッカールームでも使うが可能です。車の運転中には使えませんが、新幹線などであれば移動中でも使用できます。
どこでも使用できるというのは凄く良いと思います。
--人の手のケアと低周波治療器のケアの違いは何でしょうか?
本城さん
人の手のケアも目的は血行促進や硬くなった筋肉をほぐすという事がメインになるので、そこは同じなのですが、人の手だとピンポイントでできるという事はありますね。
近藤さん
(人の手だと)自分のリクエスト通りにやってもらえますけど、そこはパッドの貼り方を変えればピンポイントでできるようになるので、どんどんこだわりが強くなると思います。
強さも20段階あるので、まずちょっと強めに当ててみて、強すぎると感じたらそこから1・2段階落とすとちょうど良い強さになりましたね。
そして、押す、もむ、たたくなど感覚違うモードがあるので好きなものが選べると思います。
実際に最初に使った時は、筋肉が勝手に動いているというような感覚でしたね。
自分が動かそうとして動いているわけではなく、力も入れないでピクピクと動く感覚でした。
--どんな人にお勧めですか?
近藤さん
自分が疲れたなと思った部分や筋肉が硬くなってしまったところには有効だと思います。
特に、プレーの頻度が多い人は筋肉が凄く硬くなりやすいので、そういうところに有効ですね。
あと、仕事で同じ姿勢を続けて硬くなってしまったところにも有効なんじゃないかなと思います。
疲労回復の助けになってくれるので、プレーをしたり筋肉を使った後にこの治療器を使うのが一番お勧めです。
人にケアしてもらうのではなく、自分でリラックスしながらリカバリーができる。
--これを使う使わないとでは、翌日の疲労の感じ方も違うんですね。
近藤さん
違いますね。常にいろんな場所をていねいにケアができるわけじゃないので、こういったリカバリーケアは選手の助けになると思います。
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