12日に行われた女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)のシングルス2回戦で、第21シードの
V・クデルメトバに0-6, 4-6で敗れた世界ランク78位の
大坂なおみは、18日に自身のSNSを更新し、現在の心境をつづった。
>>ナダルvsキリオス 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<ストレート負けを喫したこの試合、序盤の第1セット第2ゲーム途中に観客から「最低だ」と罵声を浴びせられた大坂は、涙をこらえながらプレーをすることに。主審に事情を説明しながら中断することなく試合を継続したが、その影響は大きく、ミスを重ねた大坂は2回戦で姿を消した。
大坂は試合後に「ただ、ありがとうと言いたかった。カメラの前で十分泣いた気がする。正直なところ、以前にも罵声を浴びたことがあるけど、あまり気にならなかった。でも、ここでの罵声は...。セリーナとビーナスがここで罵声を浴びているビデオを見たんだけど、もし見たことがなければ見てください。なぜかわからないけど、頭の中で何度も再生されたわ。泣かないようにしているけど...。ただ、ありがとう。そして(クデルメトバに)おめでとうと言いたかった。ありがとう」とコメント。
18日にはTwitterを通じて、「私は人生の中でどんなに落ち込んでも、他の誰よりも自分らしくありたいと思うようになった自分を、とても誇りに思っています」と敗戦から数日を経た心境を投稿した。
大坂は22日から開幕するマイアミオープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)へ出場を予定している。
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