男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は12日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
C・ルード(ノルウェー)が第6シードの
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-3, 6-3のストレートで破り、2020年以来2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
>>ABNアムロ世界テニス・トーナメント組み合わせ<<>>ダニエルらカタールOPの組み合わせ<<2020年大会で優勝を果たしている世界ランク8位のルードはこの試合の第1セット、第2ゲームでブレークに成功するも直後の第3ゲームでブレークバックを許す。しかし、終盤で3ゲーム連取に成功し先行する。第2セットでは第2ゲームで2度のブレークチャンスを凌ぐと第3・第9ゲームでブレークに成功し、1時間39分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルードのコメントを掲載し「今日は今大会で一番いい試合ができたと思うので、とてもいい気分。明日への自信に繋がった」と語った。
「彼(デルボニス)はクレーコートでいつもいいプレーをするし、重いストロークを打ってくるので、タフな試合になることは分かっていた。今日は試合全体を通してとても堅実なプレーができたと思うよ」
勝利したルードは決勝で第2シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは準決勝で第3シードの
L・ソネゴ(イタリア)を7-5, 3-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
次戦についてルードは次のように述べている。
「ここで彼(シュワルツマン)と対戦するのはいい経験になる。この雰囲気を味わうのは楽しいだろうね。(観客は)もちろんアルゼンチン人に声援を送ると思うし、これは普通のこと。でも、僕に対してもフェアでいいラリーができると両選手に拍手をしてくれるんだ」
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