男子プロテニス協会のATPは3日に公式サイトで、21歳で世界ランク36位の
C・ルード(ノルウェー)を特集した。
<YouTube>愛用のTFラケット明かす 【守屋 宏紀】インタビュー前編>>YouTube テニス365チャンネル<<ルードは2月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、 レッドクレー、 ATP250)でツアー初タイトルを獲得し、同大会最年少優勝者となった。また同月に自己最高の世界ランク34位とノルウェー人選手として歴代最高ランクを記録した。
ルードは「15,16歳くらいになるとみんなパーティなどを楽しみ始めるようになると思う。でも僕は1度もやらなかった。アルコールに触れることもなかった。友達と遊びに行かないことは、普通の人たちだったら少し辛いことだと思うだろう」と明かした。
「ノルウェーでは毎週末、キャビンやサマーハウスに季節に関係なく行くことが多いけど、僕の場合は父親とコートへ向かい6、7時間練習をしていた。それが少なくともノルウェーの中で他の選手と差をつけるための僕の選択だったのだと思う」
ルードの父親であるクリスティアン・ルード氏は元プロテニス選手で、元世界ランク39位まで上り詰め、ノルウェー人として歴代2位を記録している。
「彼こそがノルウェーに少しだけテニスを知らせた人で、僕らは小さなテニスコートを庭に持っていた。だから彼は僕が歩けるようになった頃からそこに連れて行っていたんだ。僕もとても若くて、たくさんのスポーツをやった。でも結局テニスが一番楽しめるものだった。12歳の頃に全てのスポーツを辞めてテニスに専念し始めた」
ルードは現在、スペインのマヨルカにある世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)が所有しているラファエル・ナダル・アカデミーを拠点としている。
「みんなが僕のことを謙虚とかいいファイターだと呼んでくれればうれしい。僕はとてもナダルに憧れていて、彼こそが謙虚でいい選手だ。もちろん彼のようになるためだけではないけど、彼や
N・ジョコビッチ(セルビア)、
R・フェデラー(スイス)らがやっていることを見てそれを自分の試合に取り入れようと努力している」
「テニスの大変なところは、1日とても幸せな日があってもその次にはまた新しい試合や大会が来ること。勝ちもするし負けもする。負ければ残念で勝てば更にうれしいだろう。あまり長く祝ったり休息をとる時間はないんだ」
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