男子プロテニス協会のATP公式サイトは11月30日、アメリカのニュース雑誌「タイム誌」が選ぶ「2021年トップ100の写真」に世界ランク4位の
S・チチパス(ギリシャ)が被写体となっている写真が選出されたと掲載した。
>>デビスカップの組み合わせ<<>>タイム誌が選出した「2021年のトップ100写真」はこちら<<今回選出された写真はゲッティイメージズのカメラマンであるジュリアン・フィニー氏が撮影したもので、チチパスが今年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦している最中の1枚となった。
四大大会初制覇のかかるチチパスはこの大会で、
J・イズナー(アメリカ)や
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、
D・メドベージェフ、
A・ズベレフ(ドイツ)らを破り決勝に進出。
R・ナダル(スペイン)を準決勝で下したジョコビッチと顔を合わせた。
決勝戦、チチパスは2セットを連取するもその後逆転負け。7-6 (8-6),6-2,3-6,2-6,4-6の悔しいスコアとなった。
この試合をコート横で撮影していたフィニー氏は写真を撮った瞬間について「太陽がスタジアムの後ろに沈み始めたとき、僕らカメラマンが好きないつもの良い光はコートから消えていったんだ。ファイナルセットがなければ、この写真は撮れなかったと思う。センターコートが新しくなったことによって、新しい光のポケットができていることは知っていたけど、この瞬間に起こったことは、僕が計画していなかったことだった。それはあっという間に訪れて、あっという間に去っていく黄金の瞬間だよ」と語った。
「特別だったのは、スタジアムの上の通路から差し込む淡い光と、同時に数列後ろの窓に反射した光だった。ステファノス(チチパス)もまた、限られた光の中で低い位置からバックハンドをスライディングして放った。すべてが一緒になったんだ。これこそが、本物のスタジオで撮影される照明だと思う。光の入り方、ショットを打った場所、タイミング、白いトップスが光の反射を高めていることなど、すべてがうまくいった。カメラの画像フォルダを見た瞬間に、とても特別な写真が撮れたと思ったよ」
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