全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第2シードとして出場する
大坂なおみのコーチ、ウィム・フィセッテが大坂のクレーコートでのプレーについて語った。
>
>>大坂なおみら全仏OP対戦表<<>>大坂なおみvsティグ 1ポイント速報<<2019年12月より大坂のコーチに就いたフィセッテは、これまで、
K・クレイステルス(ベルギー)、
V・アザレンカ、
S・ハレプ(ルーマニア)や
A・ケルバー(ドイツ)らのコーチを務めた経験を持つ。
全仏オープン公式サイトではフィセッテのコメントが掲載されており、大坂のクレーコートへの適応について語っている。
「ナオミのクレーコートでの可能性を信じているし、試合を重ねれば重ねるほど、このコートでの彼女はより危険な存在になっていくだろう」
「しかし、彼女がこのサーフェスで本当に良いと感じるためには、このコートでもっと時間も過ごす必要がある。そして『このサーフェスではこうプレーしなければならない』ということを理解する必要がある」
「(クレーでの戦い方が)練習では見られたが、今年の試合では見られてない。もちろん、パリではその瞬間を迎えたいと思っている」
「彼女はクレーコートを克服するために必要なことを理解している。彼女が戦い抜き、一歩一歩レベルを上げていけるような試合を経験してほしいと思っている」
「ナオミはこれまでも、グランドスラムで優れた力を発揮してきた。このような(大きな)大会では、彼女はさらにモチベーションを高め、普段以上に戦うことができる」
「だから、パリではナオミを危険な選手として(有力候補から)除外することはできないと思うよ」
大坂は30日から開幕する全仏本戦の1回戦で世界ランク63位の
PM・ティグ(ルーマニア)と対戦する。両者は2度目の対戦で、2015年のホアヒン・チャンピオンシップ(タイ/ホアヒン、ハード)では大坂が逆転で勝利している。
これまでの全仏オープンで、大坂は2016・2018・2019年の3回戦進出が自己最高の成績。
その他の日本勢では、世界ランク79位の
土居美咲は同36位の
D・カサトキナ、同82位の
日比野菜緒は同87位の
N・ストヤノビッチ(セルビア)と初戦で顔を合わせる。
[PR]全仏オープンテニス
5/30(日)~6/13(日)
WOWOWで連日生中継!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・大坂「記者会見をしない」・錦織 大坂の会見拒否に言及・ナダル 大坂の表明を「尊重」■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング