男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク47位の
R・オペルカ(アメリカ)が同64位の
F・デルボニス(アルゼンチン)に7-5, 7-6(7-2)で勝利し、自身初となるATPマスターズ1000での準決勝進出を決めた。
>>ジョコビッチvsチチパス 1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際対戦表<<初対戦となったオペルカとデルボニスの両者は今大会、ともにマスターズ1000で初めて準々決勝へ進出。オペルカは1回戦で
R・ガスケ(フランス)、2回戦で
L・ムセッティ(イタリア)を下し、3回戦では今季絶好調の
A・カラツェフを破って8強入り。一方のデルボニスは予選2試合を勝ち抜き、1回戦で
K・ハチャノフ、2回戦で第17シードの
D・ゴファン(ベルギー)、3回戦で
F・オジェ アリアシム(カナダ)を破っての勝ち上がり。
211センチの長身から繰り出すビッグサーブが武器のオペルカは第1セット、9本のサービスエースを決めるなどサービスキープを続け、第12ゲームでブレークに成功し、7-5で先取。第2セットも9本のエースを決めたオペルカに対してデルボニスもサービスゲームをキープしてタイブレークに突入すると、オペルカが先にミニブレークに成功し、最後はデルボニスのバックハンドがネットにかかり、勝敗は決した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオペルカの試合後のコメントが掲載され、初のマスターズ1000での4強入りについて「驚いている。クレーコートは得意ではないから。まぐれかもしれないけど、これからも頑張りたい」と語った。
またこの試合について「今日は大事な場面で落ち着いてプレーをすることができた、それが重要だったと思う」と振り返った。
勝利したオペルカは準決勝で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を準々決勝で下したナダルはオペルカとの初対戦について、「とてもリターンするのが難しいサービスを持った選手が相手だ。自分のサービスに集中してリターンゲームに備える必要がある」とコメントしている。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第7シードの
A・ルブレフと世界ランク33位の
L・ソネゴ(イタリア)の準々決勝も行われる。
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