女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は3日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が第14シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を7-5,6-4のストレートで破り、2019年以来2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>バーティらマドリッドOP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<初の対戦となったこの日、バーティは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得。昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した19歳のシフィオンテクに1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る3度のブレークに成功し、1時間41分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはバーティのコメントが掲載されている。
「今夜は本当に楽しかった。彼女(シフィオンテク)の挑戦を楽しめた。イガのゲームは格別。本当に、本当に素晴らしい。私は自分自身を試すのが好きで、今夜のパズルを理解しようとしたり、彼女が私のために作ってくれた課題を理解しようとしたりしたの」
「私は彼女のプレーが大好き。彼女がゲームに挑む姿が好きなの。恐れずにプレーするし、コートをコントロールし、ディフェンス側から動いて無力化する能力を持っていることは非常に素晴らしいことだと思う」
「慣れるまでには時間がかかったけど、自分が何をしたいのかを明確にすることができた。それができるようになってからはより明確になり、自分のやりたいように試合をコントロールすることができるようになった」
マドリッド・オープン初制覇を狙う25歳のバーティは、準々決勝で第9シードの
P・クヴィトバ(チェコ)と対戦する。クヴィトバは3回戦で世界ランク28位の
V・クデルメトバをフルセットで下しての勝ち上がり。クヴィトバは2011・2015・2018年の同大会でタイトルを獲得しており、今年は3年ぶり4度目の優勝を狙っている。
バーティは準々決勝について「ペトラ(クヴィトバ)と対戦するのは大好き。彼女は私の中のベストを引き出してくれる。この大会で何度も優勝しているし、ここのコンディションが大好きなんだと思う。私にとっては新鮮な挑戦です。いつもの試合と同じように臨み、できる限りのことを実行して、その日、全てがうまくいった方が勝ち残ると思う」と語った。
同日には第8シードの
B・ベンチッチ(スイス)、世界ランク62位の
P・バドサ(スペイン)が8強入りを果たした。
一方、敗れたシフィオンテクはマドリッド・オープン初のベスト8に駒を進めることはできなかった。
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