テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)は第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)に6-3, 6-2, 6-7 (4-7), 4-6, 5-7の大逆転で敗れ、2019年以来2年ぶり7度目のベスト4進出を逃した。会見では「負けるのは悲しい。文句はない」と語った。
>>大坂 なおみvsセリーナ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら全豪OP対戦表<<この日、ナダルは第1・第2セットを連取して勝利へ王手をかけたが、第3セットではスマッシュなどのミスからチチパスに勢いを与えると第4セットも落とし、セットカウント2−2に追いつかれる。
ファイナルセットでは第11ゲームをラブゲームでブレークされたナダルは、続く第12ゲームでマッチポイントをしのぐ粘りを見せるも、4時間5分におよんだ死闘の末に力尽きた。
ナダルは「全豪オープンは僕の好きな大会の1つ。準決勝へいく機会を逃してしまった。チチパスが本当によくやっていた。大切なポイントでは彼が僕を上回った」と振り返った。
「僕はどんな時でも、正しい態度で全力を尽くす。それが苦しい状況であっても。試合を通してポジティブでいるように努めている。今日は足りないものがあっただけ。僕のキャリアのうちの一部分で、受け入れて前に進む。それが人生」
「チチパスは第3セットからすごくプレーがよくなった。僕はエラーをしてしまった。ただ十分でなかったというだけ。家に帰り、上達するために練習する」
「ここに来るまでのコンディションはよかったと思う。今日は十分ではなかった。それがスポーツ。1人が勝って、1人が負ける。今日は僕が負けた。できることは次にもっとうまくやれるように努力するだけ。今日はチチパスを祝福する」
勝利したチチパスは、準決勝で第4シードの
D・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準々決勝で第7シードの
A・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。
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