テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク42位の
錦織圭は第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)に5-7,6-7 (4-7),2-6のストレートで敗れ、2009年以来12年ぶりの初戦敗退となった。試合後の会見では「(復活まで)もうちょいかなと思います」と話した。
>>大坂vsガルシア 1ポイント速報<<>>ジョコら全豪OP対戦表<<2019年の同大会4回戦で錦織がフルセットの末逆転勝ちして以来の対戦となったこの試合、錦織はカレノ=ブスタに12本ものサービスエースを浴びるなど苦戦。3度のブレークに成功したものの、自身のサービスゲームでは6度のブレークを許し力尽きた。
錦織は前週の国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)に出場。
D・メドベージェフ(ロシア)と
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦し2連敗を喫していたため、公式戦3連敗となった。
会見で錦織は「先週の2試合はちょっと不安すら感じる試合が続きました。いきなりトップ10の2人とやるのは自分のテニスを取り戻すということに関しては、あまり良い出だしではなかったかなと思います」と語った。
「でも今日に関しては、去年も含めて1番良い試合でプレー内容が良かった。あとは大事なポイントでのプレーだったり、ミスが多いので、そこを減らさないといけないと思います。復帰したてのころはフォアのミスとかありましたけど、それも減ってはきているので、もうちょいかなと思います」
また、錦織は世界ランクトップ10入りを目指していると明かし、目標までの道のりを語った。
「それはもちろんタフな道だと思っています。今年いけるかどうかわからないですけど。でも今日の試合を振り返って、すごく良いプレーができてるかなと。先週だったら『戻れる』とは言えないですけど、今日の自分のプレーだったら、もうちょっと良くなればできそうかなというのは若干見えてきたので、復帰の道のりとしては悪くないかなと思います」
「負けたことはメンタル的なダメージはきますけど、なるべく前を向いて良い時が来るまで、自分にもわからないですけど準備してネガティブにならないようにしたいと思います。どんどん勝ち上がっていかないと良い感触も掴めないので、できるだけテニスをしてちょっとでも勝ち上がれるようにしたいと思います」
勝利したカレノ=ブスタは2回戦で世界ランク69位の
J・ヴェセリ(チェコ)と対戦する。ヴェセリは1回戦で同178位のK・コープハンス(ベルギー)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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