国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【GEEK通信】「秋に開催された全仏オープンを振り返ってみました」

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。 ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。 テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
-----------------------

寒い、ボールが跳ねない、観客がまばらなど今までとはまったく違う環境の中、終わってみれば、R・ナダル(スペイン)選手の強さが例年以上に発揮された大会でした。

ナダル選手は全試合ストレート勝ちで、決勝では対戦成績26勝29敗と分の悪いジョコビッチ選手に、6-0、6-2、7-5と圧倒しました。

ナダル選手はベースライン後方からベビースピンを打ち込むのが、全仏オープンスタイルでしたが、弾まないボールに対してベースライン近くでプレーしていました。

その結果、N・ジョコビッチ(セルビア)選手のドロップショットをことごとく拾いまくり、逆にポイントを奪っていました。

今までとは、まったく違う環境に対応するために努力し、工夫した結果であり、ローランギャロスがナダル選手の庭だったからではありません。

その証拠に、ストリングのテンションを下げていました。

そんなの普通だよと言うかもしれませんが、ナダル選手はもともと、一年中、クレー、ハード、芝でも常に同じテンション(56ポンド)なのです。ナダル選手はもともとラケット、ストリング、テンションを一切変えず、自分のフィーリングを変えていく選手なのです。

普通は、気温が高い、標高が高い、サーフェスが遅い、ボールが弾むなどの場合テンションを上げます。 その逆はテンションを下げ、フォームを変えないようにします。

テンションを固定し、自分の感覚を変えていくナダル選手がそのテンションを変えるのはよっぽどのことです。

13回目の全仏制覇は、19世紀から20世紀にかけてフランスの選手が36回連続優勝した記録とともに破られない記録となるでしょう。 グランドスラム20回制覇もフェデラー選手に並ぶ史上1位の記録です。R・フェデラー(スイス)選手40歳、ナダル選手34歳、恐らくナダル選手が記録更新するでしょう。

今回の全仏オープンで記憶に残る若手選手が3人いました。



1人は、西岡良仁選手、S・ワウリンカ(スイス)選手に勝ち、D・ティーム(オーストリア)選手とフルセットの死闘を演じたユーゴ・ガストン選手(フランス)で、もう1人は4回戦でナダル選手と対戦したセバスチャン・コルダ選手(アメリカ)、そして全仏オープン女子優勝のポーランドのイガ・シフォンテク選手です。



ガストン選手は若干20歳ながら、巧みなドロップショットを操り、相手を翻弄していました。 観ていて飽きない選手です、体格も小柄で日本人が参考になるプレーをしてくれます。



セバスチャン・コルダ選手は、全豪オープン優勝のペトルコルダ氏を父に持ち、プロゴルファーの2人の姉を持つスポーツ一家の2世選手です。 小さい頃から、ナダル選手がアイドルで、飼い猫の名前がラファだそうです。長身から繰り出すサービスは威力十分ですが、アイドルと対戦することが嬉しいのか、ニコニコしていましたし、対戦後にウエアにサインをもらっているようでは、まだまだプロフェッショナルとは言えませんが、才能に溢れている選手なので今後に期待しています。



全仏オープン女子優勝のポーランドのイガ・シフォンテク選手は、19歳とは思えないメンタルの強さを持ち、男子並みの強力フォアハンドを駆使し、ハレプを6-1、6-2で破り、決勝では全豪オープン優勝のケニン選手を6-4、6-1と圧倒し優勝しました。 シフォンテク選手が使用していたラケットがプリンスツアー100で2つの驚きがあります。 1つは、290gの軽量タイプを使っていたこと、もう1つは無契約だったことです。

ツアー100には310gもラインナップされており、男子並みのボールを打つシフォンテクが軽量の290gを選んだ理由が知りたいところです。 個人的な想像としては、バランスではないかと思います。 310gはバランスが310mmとトップライトで、290gはバランスが325mmとややトップヘビーで、スイングウエイトは同じか、290gの方が重たいくらいなのです。

290gで325mmの方が、振り回す打ち方には合っているのです。 ほとんどのプロは、ラケットメーカーと契約をしており、ラケットのサポートを受けています。

たまに、ステンシルを入れずにプレーしている選手がいますが、(ルブレフ選手、アザレンカ選手など)色々なパターンがあります。 契約を迷っている場合、すでに絶版になっている古いラケットを使っている場合、ブランドに縛られずに色々なラケットを試している場合などです。

シフォンテク選手は、ブランドに縛られずに色々なラケットを試している選手に当たります。 当然、メーカーからのサポートはありませんので、市販のラケットを使用しています。 プロストックと言って、プロ専用にカーボンの質を変えたり、フレックスを硬くしたり、ファームコアを注入したりしてあるものを選手に提供しているメーカーもありますが、シフォンテク選手が使用しているラケットは市販のもので、私達が使っているものと同じものです。 プリンスはカーボン繊維にテキストリームと言うF1マシーンに使われている高性能カーボンを使用しているので、市販品と言えどもプロの使用に耐えられたのではないでしょうか。



とは言っても、全仏オープン優勝の選手を放っておくわけがありません。



それでも未契約のままプリンスを使っていたら、プリンスラケットの性能の高さはより確かなものとなるという見え方もあるでしょう。

シューズとウエアはアシックス契約で、当時は全身白を基調にしたウエアを着用していました。

日本びいきで、白が好みとなれば、日本限定の白いツアー100を使ってくれるかもしれませんね。



シフォンテク選手次の大会が楽しみです。




■関連ニュース

・「いまさら聞けない?テニスストリングの常識、非常識」
・「いまさら聞けないテニスラケットの常識、非常識」
・「適当に選んでいませんか?オーバーグリップテープでプレーが変わるかも」

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年12月14日15時23分)

その他のニュース

8月7日

小野倫太郎と稗田光 インハイ決勝進出 (20時26分)

窪田結衣と石田実莉 インハイ決勝進出 (19時21分)

セリーナ以来最速で今季ハード25勝 (15時09分)

千葉・幕張でピックルボールの子ども向け体験会 (14時45分)

加藤未唯ペアがヴィーナス組に勝利 (14時05分)

ズベレフ 9度目の最終戦出場へ (13時03分)

66分の圧勝で2年連続16強 (11時00分)

錦織圭 シンシナティOP予選へ練習 (10時06分)

モンフィス「最後の章を書けた」 (9時15分)

坂本怜 ストレート勝ちで8強 (7時59分)

【告知】大坂なおみvsメルテンス (7時31分)

8月6日

大坂なおみ 次戦の相手は世界24位 (10時55分)

ズベレフ まさかの逆転負けで初戦敗退 (10時25分)

アルカラス 欠場で復帰ならず (9時46分)

前週Vの世界8位が初戦敗退 (9時07分)

大坂なおみ 3回戦進出「この調子で」 (8時06分)

大坂なおみ 快勝で3年連続の初戦突破 (7時22分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsアドゥヴァーディ (6時00分)

8月5日

熊本勢がインハイ出場「勇気与える」 (17時51分)

ジャパンオープン公式アプリをリリース、試合スケジュールなど通知 (14時06分)

近畿インターハイ出場選手へ手書きの応援を届ける「エールコップ」実施 (14時00分)

ダンロップ、制振ゴム搭載の新型スカッシュラケット4機種を9月発売 (13時55分)

内島萌夏 世界1位にストレート負け (9時48分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサバレンカ (8時00分)

望月慎太郎 ストレート負けで初戦敗退 (7時30分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsマロジャン (7時30分)

西岡良仁の妻 第一子妊娠を発表 (6時58分)

【写真特集】インターハイ テニス 2026 個人戦 3日目 (0時00分)

8月4日

野田学園 インハイ2連覇で4度目V (18時54分)

精華学園宮島 インハイ制覇、広島勢初 (18時48分)

大坂なおみ 初戦は世界76位に決定 (12時48分)

島袋将 チリッチにストレート負け (10時38分)

大坂と錦織「前回酷い負け方だった」 (9時29分)

【1ポイント速報】島袋将vsチリッチ (7時30分)

史上初 フィリピン選手が単でツアーV (7時03分)

世界10位 19歳新鋭下し11度目ツアーV (5時54分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!