女子テニスのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、レッドクレー、WTAインターナショナル)は26日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)が第5シードの
E・リバキナ(カザフスタン)を6-4, 1-6, 6-2のフルセットで破り、今年3月のアビエルトGNP・セグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、 インターナショナル)以来約6カ月ぶり通算15度目のタイトルを獲得した。
>>錦織vsエヴァンス 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、プレミア5)では準々決勝で敗れていたスイトリナはこの日、1度のブレークを奪い第1セットを先取。第2セットを落としセットカウント1−1に追いつかれるも、ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。1時間52分でタイトルを手にした。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには優勝したスイトリナのコメントが掲載されている。
「試合にまた戻ってくることができて、本当に自信につながった。簡単なことではなかったけどすぐに適応しなければならないのは誰もが同じだと思う」
26歳のスイトリナは、新型コロナウイルスの影響によるツアー中断中もヨーロッパで調整。再開後も全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)などには出場せずヨーロッパで練習を行い、BNLイタリア国際で復帰を果たしていた。
今後は27日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第3シードとして出場し、1回戦で世界ランク89位の
V・グラシェバ(ロシア)と対戦する。
一方、敗れたリバキナは今年1月のホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、インターナショナル)以来となるキャリア通算3勝目とはならなかった。
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