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錦織圭が今までツアーで戦った試合を特集。6日は2017年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)3回戦の錦織vs
チョン・ヒョン(韓国)に注目する。
第8シードの錦織はこの年、1回戦で
T・コキナキス(オーストラリア)を逆転で下すと2回戦では
J・シャルディ(フランス)をストレートで撃破し3回戦べ駒を進めた。
初対戦となった錦織とチョン。錦織は第1・第2セットを先取するも、第3セットではタイブレークを落とし流れがチョンへ。その後雨天により翌日へ順延となった。
再開後の第4セットも落としファイナルセットに突入する苦しい展開。しかし、最後は錦織が取り切り、計3時間51分の熱戦を制した。試合結果は錦織の7-5, 6-4, 6-7 (4-7), 0-6, 6-4。
試合後、錦織は「昨日は雨が降っていなかったら100パーセント負けていたので、運を使いながら気持ちを切り替えてプレー出来た。メンタル的に回復する時間があった。今日はなるべく気持ちを切り替えた。出だし(第4セット)は取られたけど、守っていても勝てない選手。崩しにかからないと崩せない選手だったから、攻撃的にプレー出来たのが勝因だったと思う」と語った。
錦織は4回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦。0-6, 6-4, 6-4, 6-0の逆転で破り、2年ぶり2度目の全仏オープンベスト8進出を決めた。
準々決勝では第1シードの
A・マレー(イギリス)と顔を合わせたが、6-2, 1-6, 6-7 (0-7), 1-6の逆転で敗れて姿を消した。
2017年の全仏オープンは準決勝でマレーを下した
S・ワウリンカ(スイス)と
D・ティーム(オーストリア)を破った
R・ナダル(スペイン)が決勝で激突。ナダルがストレート勝ちをおさめ10度目の大会制覇を達成した。
今シーズンの全仏オープンは本来、5月24日から6月7日にかけて開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて9月20日から10月4日までの開催へ延期が発表されている。
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