女子テニスのもう1つの最終戦であるWTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は大会2日目の23日、カメリア・グループの初戦が行われ、第2シードの
S・ケニン(アメリカ)が第7シードの
A・リスケ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで破り、勝利した。
WTAエリート・トロフィーは、WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に出場出来なかった上位選手たちが出場する。
試合方式は3選手、4グループに分かれて総当たり戦を行い、各1位になった4選手が最終トーナメントへ進出。この時点で勝ち負けの数が同数の場合は獲得セット数、それも同率の場合は失セット数で争われる。
初戦、ケニンはファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。初対戦となったリスケにブレークチャンスを与えることなく1時間14分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトでケニンは「本当にうまくプレーできて良かった。リスケはタフな選手。彼女は良い1年を過ごしたと思う。そんな彼女と対戦するのは簡単ではない」とコメントを残した。
各グループの組み合わせと2日目終了時点の勝敗は以下の通り。()内はシード順位
【アザレア・グループ】
(1)
K・ベルテンス(オランダ) 1勝0敗
(8)
D・ヴェキッチ(クロアチア) 0勝2敗
(10)
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)1勝0敗
【カメリア・グループ】
(2)S・ケニン 1勝0敗
(7)A・リスケ 0勝1敗
(11)
K・ムチョバ(チェコ)【オーキッド・グループ】
(3)
M・キーズ(アメリカ) 0勝1敗
(5)
P・マルティッチ(クロアチア)(12)
ゼン・サイサイ(中国) 1勝0敗
【ローズ・グループ】
(4)
A・サバレンカ(ベラルーシ) 1勝0敗
(6)
E・メルテンス(ベルギー) 1勝0敗
(9)
M・サッカリ(ギリシャ) 0勝2敗
昨年の同大会は
ワン・チャン(中国)を決勝で破った
A・バーティ(オーストラリア)が優勝を飾った。
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