男子テニスの楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019(日本/東京、ハード、ATP500)は6日、シングルス決勝が行われ、世界ランク80位の
J・ミルマン(オーストラリア)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、悲願のツアー初優勝とはならなかった。
予選を含め6試合を勝ち抜き決勝へ駒を進めたミルマン。この日は3度のブレークを許し、世界ランク1位のジョコビッチに1時間9分で敗れた。
試合後の会見では「もちろんタフだった。ベースラインから後ろに下がらないように、そして彼(ジョコビッチ)のバックハンド側を狙っていたが、全てのショットの質が上だった」と振り返った。
「特に今日はサービスのよさが際立っていたように感じた。あとはリターンが素晴らしい。リターンがいいと、こちらはサービスでさらにプレッシャーがかかり悪循環に陥っていく。今日は正にそれだった」
「それでも、今回の大会はキャリアの中でも1番の出来事だと思う。特別な経験で、このような大きなトーナメントで最後の2人になれたことはうれしい」
また、ジョコビッチを含む
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)ら3選手についても言及した。
「ノヴァーク(ジョコビッチ)は偉大な選手で、後世に語り継がれていくだろう。オーストラリアでは彼のような人物を、称賛の念を込めて『フリーク』と呼ぶんだ。いい意味でね。この時代にはフェデラーやナダルというスーパースターがいる恵まれた時だ。彼らは本当に本当に素晴らしい。選手としては勝ちたいけど、1ファンとしてこのような黄金時代にいることができてうれしい。彼らは将来、伝説となるはず」
最後に「予選から決勝まで来れたのは『プレーすることが心地よかった』ということに他ならない。日本は大好きで、ここでプレーすることも好きだ。ファンのサポートがいつも強力だし、ラーメンやギョーザは昨日も食べたくらい好きだよ。また来たい」と話した。
「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアー。改修後、初となる有明テニスの森公園での熱戦の模様を放送する。
【放送予定】
9月30日(月)~10月6日(日)連日生中継
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