男子テニスの楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019(日本/東京、ハード、ATP500)に出場する世界ランク60位の
西岡良仁が29日、tennis365.netのインタビューに応じた。西岡は今季ここまでを「全体的に見れば良いシーズン」と語っている。
>>西岡、ジョコら楽天OP対戦表<<>>西岡vsソウサ 1ポイント速報<<24歳の西岡は今季、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)4回戦を腰の負傷のため途中棄権し、その後の大会を欠場。しかし、徐々に調子を取り戻すと8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で
錦織圭や
A・デ ミノー(オーストラリア)らを破りベスト8進出を果たすなど躍進した。
西岡は「全体的に見れば良いシーズンだと思ってます。まず、大きい大会で結果が出たということです。それは上の選手に勝てている証拠だと思うので、1つ自信にはなっていると思います」と語った。
また、印象に残っている試合は「もちろん、錦織選手に勝ったのは印象に残っていて大きな出来事だと思っています。けれど、どちらかというと錦織選手に勝ったということよりも、試合をしたこと自体が思い出のようなものになっていますね」
「それ以外では、インディアンウェルズ2回戦でのバウティスタ=アグ選手に勝ったことが印象に残ってます。グランドストロークを長く続けて、組み立てていく似たような選手に遅いコートで勝ち切れたことは本当に大きいな、と思います」
世界ランクでは今月9日付の更新で自己最高タイの58位を記録。ランク上位の選手に勝利し、順位を上げていることに自信を覗かせた。
「けがをしてからも戻ってこれたというのは自信を持っていいと思うし、この結果はそのけがが回復した証拠でもあります。さらに、けがする前よりも勝っている選手は強い人たちが多いので、そこも自信を持つべきところだと思います。その中でも経験が増えてきたことが要因の1つだと感じています」
最後に来年8月に行われる東京オリンピックについては「五輪には僕はまだ出たことないですし、もし出れれば初出場。それが東京になれば凄いうれしいことです。生きている間ではもう東京でオリンピックがあるかも分からないようなものなので、このチャンスを25歳で迎えられる時に何がなんでも掴んで、その祭典を経験したいなと思いますね」と話した。
西岡は楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオン シップス 2019大会初日となる30日に、世界ランク62位の
J・ソウサ(ポルトガル)とのシングルス1回戦を戦う。この試合はセンターコートの第4試合に組まれており、同コートの第1試合は11時に開始予定となっている。
「楽天ジャパンオープンテニス」
国内で行なわれる唯一の男子テニスATPツアー。改修後、初となる有明テニスの森公園での熱戦の模様を放送する。
【放送予定】
9月30日(月)~10月6日(日)連日生中継[第1日無料放送]
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