女子プロテニス協会のWTA公式サイトは12日に、元世界ランク1位の
K・クレイステルス(ベルギー)が2020年に現役復帰することを発表した。
現在36歳のクレイステルスは2007年に出産のため1度引退を表明したが、2009年に復帰し、同年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制覇。翌年も優勝を飾り連覇を達成すると、2011年には全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でトロフィを掲げた。
その後2012年に29歳で再び引退を決断し競技から離れていたが、来シーズン、2度目の現役復帰をする。これまでにシングルスで41、ダブルスで11のタイトルを獲得している。
WTA公式サイトにはクレイステルスのコメントが掲載された。
「何かを証明したい、というわけではない。私にとって今回の復帰は“挑戦”ということだけ。私の周りには50歳のときにニューヨークマラソンを走りたいと言っている友人がいる。それが私にとってはテニスになる。ただテニスが大好きなだけ」
「スポーツへの愛はまだ確かにある。けれど1つ疑問はある。それはこの世界最高レベルのスポーツに私が自身の思い描くレベルに持っていくことができるか?ということ。繰り返すことになるが、何かを証明する必要はないと思っている。自分自身に挑戦したいし、また強くなりたい。これが私のマラソンで、私がOKと言っている。試してみたい」
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