- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

クレイステルス、今年2度目の「さよなら」◇キムズ・サンキュー・ゲームズ

女子テニスの元世界ランク1位で、今年の全米オープンを最後に引退したK・クレイステルス(ベルギー)が、祖国ベルギーのアントワープ・スポーツ・パレスで『キムズ・サンキュー・ゲームズ』と称したエキジビションを行い、長年のライバルだったV・ウィリアムズ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで下し、詰め掛けたファンに最後のお別れをした。

《「クレイステルス、最後の試合◇全米オープン」過去記事はこちら》

毎年この時期に行われるこのエキジビションは、通常『ダイヤモンド・ゲームズ』と呼ばれているが、4年目の今年は惜しまれながら引退していくクレイステルスのさよならの場所として、今年だけ名前を変えて行われた。

現地12月12日に行われたそのエキジビション後にヴィーナスは「ここアントワープへこうして再び戻って来れたことを嬉しく思うわ。ここには素晴らしい思い出がたくさんあるし、このイベントに招待してもらえたことを光栄に思っているの。」と、かつてWTA大会が行われた時に2度の優勝を飾っていた彼女は、その想いを語った。

それに応えてクレイステルスは「ヴィーナス、今夜こうしてあなたを迎えることができて本当に嬉しい。この15年間、あなたと対戦できたことを誇りに思っているわ。あなたからはとても刺激を受けていたし、対戦することも喜びだった。」と、ヴィーナスへの想いを込めたコメントをしていた。

シングルスの試合の後にはダブルスのエキシビションも行われた。ヴィーナスはK・フリッペンス(ベルギー)と、クレイステルスは元世界ランク1位のA・モレスモ(フランス)とそれぞれペアを組み、ヴィーナス組が勝利しシングルスのリベンジを果たした。

エキシビション後の記者会見でクレイステルスは、再び祖国でコートに立つ決断を下した理由を述べていた。

「ニューヨークで世界中のテニスファンにさよならを言えたけど、ここアントワープで祖国のファンへもう一度さようならを言いたかった。人生の素晴らしい思い出のほとんどを経験したこの街でね。」

そして、ヴィーナスもクレイステルスについて語った。

「彼女は全てにおいて上手くできる選手の一人だった。フットワークも良く安定したプレーをしていた。加えてとても攻撃的なパワーを持っていた。その1つか2つを持っている選手はいるけど、その全てを兼ね備えた彼女のような選手は、それが決定的な武器になっていた。だから、彼女はとても危険な選手だったの。」

また「たくさんの対戦があった。その中で彼女にとって最も大切な試合の1つは2005年の全米オープンでしょう。あの試合は私がリードしていたけど、彼女は逆転で勝利し、その後の全米でも優勝を果たしていたわ。それが彼女の最初のグランドスラム優勝だったの。それ以外でもどの試合もタフなものばかりだった。その後も2回、全米オープンで対戦したわ。でも私は勝つことができなかった。彼女にとって素晴らしい思い出でしょう。」と、ヴィーナス。

クレイステルスは2007年に1度引退。結婚と出産を経て2009年の夏に復帰し、2度目のプロテニス人生をスタートさせていた。

《「クレイステルスが復帰に向けて順調な調整」過去記事はこちら》

最初のテニス人生で既に素晴らしいキャリアを築いていたクレイステルス。2005年の全米オープンで初のグランドスラム優勝を飾り19週間世界ランク1位の座に君臨していた。

また、ダブルスでも2003年にはシドニー、アントワープ、スコッツデール、サンディエゴ、チューリッヒに加え、全仏オープン、ウィンブルドンと7大会で優勝。その全てを杉山愛(日本)とのペアで達成したことで、日本での知名度も高いものになった。同時にダブルスでも世界1位の座につくなど、プレーの幅の広さを証明していた。

そして、第2のテニス人生では更に2009年、2010年の全米オープンを制し、2011年全豪オープンでも優勝するなど、再び世界ランク1位にも返り咲いていた。彼女は1975年にランキング・システムが導入されてから、初めてお母さん選手として世界1位に上り詰めた選手となった。

《「クレイステルスが通算3度目の優勝◇全米オープン」過去記事はこちら》

《「クレイステルスがリーを破り初優勝◇全豪オープン」過去記事はこちら》

詰め掛けた観客の中には、同胞で同じく世界ランク1位に上り詰めたJ・エナン(ベルギー)も見守っていた。

(翻訳/弓削忠則)

(2012年12月14日10時25分)

その他のニュース

11月14日

【速報中】坂本怜vsツェン (12時59分)

40歳以上限定!混合ダブルス大会開催 (12時58分)

松岡隼 快進撃で初の4強 (11時46分)

西岡良仁 今季終了「半年は怪我」 (8時32分)

アルカラス 3年ぶり年間世界1位達成 (7時23分)

6試合目で初白星、最終戦4強入り (6時14分)

11月13日

西岡良仁 棄権で全豪OPは予選濃厚 (17時00分)

元世界2位 第1子妊娠を発表 (13時27分)

トゥロター わずか59分で初戦突破 (12時08分)

日本 ユナイテッド杯 初出場へ (10時03分)

【中止】西岡良仁vsヒュースラー (8時15分)

快勝シナー 3年連続の最終戦4強へ (7時13分)

逆転勝ちで最終戦初の4強に望み繋ぐ (5時59分)

11月12日

綿貫陽介 2年連続6度目の8強 (19時47分)

【1ポイント速報】兵庫ノアCH 日本勢1・2回戦 (18時50分)

島袋将 日本勢対決制し初戦突破 (18時28分)

坂本怜 逆転勝ちで初の8強 (16時28分)

40歳以上限定!女子ダブルス大会開催 (14時55分)

餃子150個争奪!混合ダブルス大会開催 (14時54分)

アルカラス 年間1位確定に王手 (13時34分)

松岡隼 チャレンジャー大会初の8強 (12時36分)

望月慎太郎 予選勝者に屈し初戦敗退 (11時49分)

試合直前に観客がプロポーズ! (9時34分)

世界9位 激闘制し最終戦初白星 (8時18分)

アルカラス 逆転勝ちで最終戦2連勝 (6時07分)

11月11日

西岡良仁 世界1038位に辛勝で初戦突破 (20時23分)

【1ポイント速報】西岡良仁ら 日本勢1回戦 (19時44分)

綿貫陽介 2年連続7度目の初戦突破 (18時48分)

内山靖崇 逆転負けで初戦敗退 (17時01分)

坂本怜 2時間半の激闘制し初戦突破 (15時09分)

シナー 2連覇へ完璧なスタート (8時13分)

ジョコ、ロス五輪で引退を計画 (7時06分)

世界6位 好相性の最終戦で好発進 (6時12分)

【動画】アルカラス吠える!全勝で最終戦4強&年間世界1位を決めた瞬間! (0時00分)

【動画】最終戦初白星に万感の思い込み上げる!世界7位デ ミノー 勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】シナー、ズベレフに5連勝!最終戦4強入りを決めた瞬間! (0時00分)

【動画】勝利の瞬間、雄叫びを上げるオジェ アリアシム (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!