大坂「人生で最悪な数カ月」

女子テニスで世界ランク２位の大坂なおみは１日に公式ツイッターを更新し、自身の気持ちを表した文章を掲載した。

５日から開催されるロジャーズ・カップ（カナダ/トロント、ハード、WTAプレミア）に出場予定の大坂はツイッターで「明日トロントへ出発し、ハードコートシーズンが始まる前に胸の中にあるもやもやを取り除きたい。ここ数カ月、テニスではとてもつらい時間を過ごしている」と胸の内を綴った。

「でもありがたいことに、大好きな人たちに囲まれている。この状況に関しては彼らには本当に感謝している。なぜならよくないことが起きて１００パーセント自分を責める時、私は誰にも自分の気持ちや問題のせいで重荷を課せたくないから、完全に周りをシャットダウンする。でも彼らは私を信じて私だけに全てを考えさせないようにしてくれる」

大坂は昨年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）と今年の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で優勝を飾るも、先月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）では初戦敗退を喫していた。また、６月には世界ランク１位の座からも退いていた。

「思いもしなかった人生で最悪な数カ月間には、いくつかの最高な瞬間もあった。新しい人達に会ったり、今まではやろうとも思わなかったことができた。これは楽しい気持ちを持つと同時に、全豪以降、テニスで楽しむことができていなかったことを正直に自分に悟らせた。試合から『学ぶ』という普段はやっていることの代わりに、結果にこだわりすぎていた」

「自分と向き合い考える時間を過ごして自分自身についてたくさん学び、ここ数年間で人としてとても成長できた気がした。だから今後のコートでの未来がどのようになるかワクワクしている」

「男子テニスATPツアー500 ワシントンD.C.」

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