錦織4強逃す「悔い残る」

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は１０日、男子シングルス準々決勝が行われ、第８シードの錦織圭は第２シードのＲ・フェデラー（スイス）に6-4, 1-6, 4-6, 4-6の逆転で敗れ、日本男子で１９３３年に４強入りした佐藤次郎以来８６年ぶりのベスト４進出を逃した。試合後の会見では「悔いが残るのは、焦ってしまったのと、ファーストサーブが入らなかったこと」と振り返った。

＞＞フェデラーvsナダル 1ポイント速報＜＜

＞＞ウィンブルドン対戦表＜＜

第１セットを先取した錦織だったが、第２セットからは速いテンポのテニスを展開するフェデラーに主導権を握られた。第３セットは第１０ゲームでブレークバックのチャンスを迎えるも、これを逃してしまった。第４セットに入ると１度もブレークポイントをつかめず、２時間３６分で力尽きた。

「２セット目以降は苦しかったです。タイミングが合わなくなってきた。サービスゲームがつらかった。焦っていた部分もある」

続けて「フェデラーと、ここでやれてよかったです。強いフェデラーとやれたのは、すごくいい経験。１セット目は、いいプレーができていた」と敗戦を喫すも手応えを得ていた。

一方、勝利したフェデラーは準決勝で第３シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦する。ナダルは準々決勝で世界ランク６５位のＳ・クエリー（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算２０勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。

【放送予定】
7月1日（月）～14日（日）WOWOWにて連日生中継※7月7日（日）除く[第1日無料放送]

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