男子テニスで元世界ランク18位、ダブルスでは元世界ランク1位を記録した
M・ミルニ(ベラルーシ)が現役引退を表明した。
現在41歳のミルニは「The Beast」(野獣)と呼ばれ、22年間プロとして生活。ダブルスでは52大会で優勝を果たし、四大大会では6度のタイトルを獲得した。
男子テニス協会のATP公式サイトには「プロとしての選手生活は2018年が最後のシーズンだと言う決断に至った。記憶がある限りテニスは自分の人生そのものだった。だから今回の決断に至るのはとても難しかった。ミンスクで生まれた少年が夢に見ていたこと以上の成績を出せたことは幸運だった」
「キャリアを通してできる限りのベストを尽くしたし、プロとしての仕事には誇りと尊敬の念を持って務めた。今は人生の次のステップに進む時で、新しいチャレンジを受け入れる時。試合を恋しく思うだろうが、これからも確実に選手としてではないものの、試合を追いながらテニスを愛し続けるだろう。テニス選手としてそして人間としての成長過程に携わってくれた全ての人に感謝したい」というミルニのコメントが掲載された。
ミルニはATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)にダブルスで10度の出場。2006年には
J・ビョークマン(スウェーデン)と、2011年には
D・ネスター(カナダ)とのペアで優勝を飾っている。
また、ミルニの引退の一報を受けた
錦織圭は、自身の公式ツイッターに「彼は僕が若いときから練習をしてくれていた。究極のプロフェッショナル。マックス(ミルニ)から受け取ったアドバイスにいつも感謝している」と投稿した。
「
大坂なおみ 開花~完璧主義者が描く未来~」
日本人男女で初となるグランドスラムシングルス優勝を成し遂げた大坂なおみ。突出した才能が開花した2018年を豊富な独自取材を元に振り返る。
【放送予定】
12月8日(土)よる6:00
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