男子テニスのエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
錦織圭は第2シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)に3-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れ、2016年2月のメンフィス・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)以来 約2年8カ月ぶりのツアー優勝とはならなかった。この日で、ツアー決勝の舞台では9連敗となった。
>>錦織らパリ・マスターズ対戦表<<>>錦織パリ初戦 1ポイント速報<<序盤、世界ランク11位の錦織は同8位のアンダーソンの強打に苦しむも、サーブ・アンド・ボレーを取り入れて対抗。しかし、第4ゲームではダブルフォルトのミスなどでアンダーソンに勢いを与えると、8度のデュースの末にブレークを許す。第9ゲームで錦織はブレークポイントを握ったが強烈なサービスに対応できず、第1セットを落とす。
第2セットも今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を飾ったアンダーソンに主導権を握られると第7・第9ゲームは0-30からサービスキープしたが、タイブレークでも高速なサービスに押され、ストレート負けを喫した。
今シーズン、錦織はモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)と楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018(日本/東京、室内ハード、ATP500)でも決勝へ進出している。
最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)出場を狙う錦織は、29日からのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に第10シードで出場。初戦の2回戦で世界ランク44位の
A・マナリノ(フランス)と同92位のU・ウンベルの勝者と対戦する。
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