松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で行われた2016年のインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)女子個人戦シングルスで優勝を飾った細木咲良のプロ転向を祝し、2月17日に島根県松江市内で激励会が行われた。
この日は、細木のプロとしての活動をサポートしていくスポンサー企業や関係者ら多数が会場に駆けつけ、プロ転向を激励した。
17歳の細木は、かつて
錦織圭も所属していた島根県松江市のグリーンテニススクールでテニスを始め、経験を積んだ。持ち味である両手フォア・バックハンドから繰り出すフラット系のストロークと正確なコントロールを武器に2016年に地元島根で開催されたインターハイでは当時2年生ながら勝ち進み、決勝で第1シードの松田美咲(埼玉/浦和学院)を破って島根県初のインターハイ制覇を成し遂げた。
ITFジュニアサーキットではこれまで3大会でタイトルを獲得。今年1月に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアでは、予選を勝ち抜いて初の本戦出場を果たした。
tennis365.netの取材に応じた細木は、プロ生活に向けて「勝つ事がとても重要になっていくと思うので、1戦1戦集中し、1球1球想いを込めてプレーしたいと思います!島根の後輩ジュニア達に勇気を与えられるプレーをし、そして応援して下さる方々に結果で恩返ししたいです!」とコメント。
プロ1年目となる今シーズンの目標は「世界ランキングで750~500位まで上げれるよう頑張りたいです!」と述べた。
細木が目標にしていると話すのは錦織。細木と錦織は同じ松江市出身で、同じ中学校(島根/開星中学校)、そして同じテニススクール出身と共通点がいくつもある。
「先輩である錦織選手に少しでも近づきたいですし、いつか同じ会場でプレー出来るよう努力したいと思います!」
細木は3月1日からプロとしての生活をスタート。地元島根県松江市を拠点に、日本のエース錦織の後を追う細木の活躍に期待がかかる。
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