松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で行われたインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は8日の決勝戦で、松田美咲(埼玉/浦和学院)を下して島根県勢初となる優勝の快挙を成し遂げた2年の細木咲良(島根/開星)がテニス365のインタビューに応じた。
>>インターハイ対戦表<<中国高校テニス選手権大会で2連覇などの実績を持つ細木には、今大会で大きな期待が寄せられていた。その期待を裏切らない快進撃を続けた細木への応援は勝ち上がる度に増えていき、決勝戦の観客席には溢れんばかりの人で埋めつくされていた。
決勝戦の観客席
今大会では劣勢に立たされることも少なくなかったが、たくさんの声援に励まされて奮闘し、逆境をはね返してきた。
優勝した感想を聞くと「地元で優勝できたことが一番嬉しい」と細木。地元の大きな声援に対し、島根県勢初の優勝という最高の結果で応えられた。
細木は両手フォア・バックハンドから放つ弾道の低い球質が持ち味
今後の目標について聞くと「
錦織圭(日本)選手みたいに、世界で活躍するテニスプレイヤーになりたい。目標とするテニスプレイヤーは地元が同じ錦織選手」と答えた。
島根県松江市から世界で活躍するテニス選手がまた、誕生するかもしれない。
細木は今後、8日から開幕するダンロップ全日本ジュニアテニス選手権に出場する。
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